こんにちは、ゆるみみです!
私たちは 2021年11月に積水ハウスで請負契約し、2022年12月末に35坪平屋が引き渡される予定です。
積水ハウスの平屋ってどんな家になるの?
35坪平屋の間取り実例が見たい!
こんな方向けに、今回は私たちの間取りを大公開します!
私たちは、元積水ハウス営業マンのファンタジスタふじもとさんのブログをはじめ、あらゆる手段で家づくりを勉強してきた家づくりオタクです(笑)
ゆるみみ家は優秀営業マン×チーフアーキテクト設計士に担当してもらっています。
チーフアーキテクトの実例が見てみたい、積水ハウスで優秀な担当者が作る家が気になるという方はぜひ本記事を参考にしてもらえるとうれしいです。
・チーフアーキテクトによる平屋の間取り実例公開
・平屋ならではの子供部屋の使い方や洗濯動線を紹介
・LDKが家の半分?!間取りは攻めたメリハリプラン
家づくりの要望について
まずは簡単に私たちの基本情報や要望を紹介します。
愛知県在住
アラサー夫婦二人暮らし
将来的に子供を1~2人予定
敷地面積:140坪
私たちの家づくりのコンセプトは「家族とのつながりを大切にした丁寧な暮らし」です。自然に家族が集まりたくなるような気持ちいいリビング空間や、家の中と外とのつながりを感じられる開放的なスペースを要望していました。
家族の生活の中心はLDKとしたかったのでLDKは広々と過ごせるように、その分他の部屋は最低限の大きさとしました。
その他には主なところとして以下のような要望を出しました。
・LDKにはグランドピアノを置く
・在宅勤務用の書斎必要
・畳スペースは不要
・子供部屋は2部屋欲しいが、他のスペースとしても活用できるようにしたい
仕様について
概要部分を紹介します。
構造:積水ハウス木造平屋シャーウッド
外壁:シャーウッド クラフトボーダー
屋根:2.5寸
延べ床面積:35.0坪
敷地条件
西側道路で、道を挟んだ場所にスーパーの大きな駐車場があります。
道路以外の三面はすべて畑。ご近所さんの家まではどこも距離があり、視界の良い開けた場所にあります。
間取りのベースになったL字型について
私たちの家はL字型をしています。
間取りの話に入る前に、L字型になった背景についてお話しします。
まずLDKを考えた時に、幸運なことに南側がこれでもかというくらい開けている場所なので、セオリー通り南側にLDKを大きくとる間取りとしました。
せっかくならカーテンを閉めずに解放感あるリビング生活を送りたい。 でも西側にあるスーパー駐車場からLDKが丸見えなのは視線が気になるところ。
このような矛盾を実現するために、建物をL字にして西側からの視線を遮ることで、カーテンを開けっ放しにできる大開口6mを確保しました。
大開口になるので日射をコントロールするために軒は2.4mと余裕を持った長さにしました。今後の外構工事ではこの長く出た軒の下にリビングから繋がる広々としたウッドデッキを構える予定です。
間取りを空間ごとに解説!
ジャジャーン!間取りです!
今から細かく解説していきます!見出しの番号は上の写真の番号とリンクしているよ。
順番バラバラなのは許してね♪ズボラなので…(笑)
①玄関・②土間収納
何度も検討を重ねた場所の一つです。
絶対条件は玄関が道路から見えないように少し奥まった場所に空間を作ることだけでした。
来客が多いわけではなく2way玄関は特に要望していなかったのですが、そうなると靴箱やモノが見えた状態になってごちゃごちゃしてしまう…。
どうするのが見た目もスッキリして動線がよくなるのか、設計士に何度も玄関~LDKにつながる間取りを出してもらいました。
結果的には、2way玄関で土間収納を設けることで玄関はスッキリと見せ、さらに土間収納からすぐパントリーにつながるので家事動線としても使い勝手が良くなりました。
コートやカバン・鍵など必要なものを玄関ですべて揃えられるのも便利♪
④LDK・⑦子供部屋1
玄関を入ると扉なくすぐに広いLDK空間が広がります。
隣に子供部屋がありますが、他の用途にも使えるようにしたいという要望から提案されたのが、子供部屋一つは壁で仕切らずにLDKに繋げる形です。
壁のない子供部屋とLDKの広さは合わせて約35畳、まさに大空間・大開口を実現しました。
家全体の半分がLDK!
この部屋は補強だけ入れておき将来的に壁を立てられるようにしてあります。こうした間取りの取り方は平屋の特権でもありますね。
6mの大開口窓と繋げた子供部屋の窓、どちらからも庭を眺めることができるのは最高の贅沢です!
部屋の主役は、シンクとコンロが分かれたユニットになっているⅡ型タイプのアイランドキッチンです。
コンロ側にもシンク側にも作業台があるので作業スペースが広くなり、使い勝手の良さから採用にいたりました。背面カップボードにコンロを設置すると、レンジフードが壁に溶け込んで存在を消してくれるのもポイントです
グランドピアノは生活の一部として空間に溶け込ませるように見せたかったので、主張しすぎないようリビクロ後ろのやや奥まった場所へ配置しました。
⑬脱衣所・⑭洗面所
まず外干しスペースを考えたのですが、西側道路から見えずに日光が当たる場所が四角で囲んだ部分だったため隣接する部屋を洗面所としました。
洗面所を起点とし、水回りはすべて近くに固めています。
洗面台は夫婦ともに出勤時間がかぶっているので広くとりました。また、室内干しスペースも十分に確保するため部屋自体かなりゆとりをもった設計としています。
脱衣所と洗面所はゆるみみの希望によりロールスクリーンで仕切れるようにしました。
子供が女の子だったら、な、ないとヤバい…!
私は空間を分けずに広々と使いたかったな
洗濯動線は最短コース
「家事で楽する」は1つのコンセプトでもあったので、ほぼ最短の洗濯動線を実現しています。「 服を脱ぐ→かごにいれる→洗濯する→干す→しまう」という一連の作業が非常に短い動線で完結するような形になっています。
WCではハンガーのまま収納する予定なので、ここでも一つ家事負担を軽減予定です。
⑥リビクロ・⑪WIC
ズボラ夫婦のため見せる収納は作らず、扉やロールスクリーンで隠せるようにしました。
収納は洗濯動線を意識した水回り近くのWICとリビクロの2つがメイン。
収納量としては多くないですが、私たちの考え方は「モノをもつことはコスト」。収納するにも場所が必要なわけで、そのスペースに費用が発生しています。
初めから収納を広くとるとそれだけ物が増えるので、限られた収納スペースに合わせてモノを持つ生活にします。
⑩トイレ
実はトイレは間取り確定直前まで書斎付近に置いていました。
でもLDKからの目線も玄関から近いのも気になるなぁ…
トイレの位置関係がどうしてもしっくりこず、何度も設計士と相談を重ねていたところ、トイレを現在の位置に動かす案が出てスッキリとまとまりました。
結果、部屋の中央に位置することになりどの部屋からもアクセスしやすくなりました。
夜眠い中トイレに行くのに遠いと地味に面倒ですよね…
隣が寝室でもトイレの音が気にならないように遮音考慮間仕切りにしています。
おわりに
今回は、私たちの間取りをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
自分たちの理想とする間取りに行きつくまで、人の2倍くらい打ち合わせしたんじゃないかな(笑)
私たちはかなりメリハリをつけた、また平屋を最大限生かした間取りですが、みなさんの家づくりの参考になる要素があれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!