こんにちは、ゆるみみです!
私たちは、祖父の畑をもらい積水ハウスで平家を建てましたが、その広さなんと約140坪。
広いのはありがたいことですが、問題になってくるのは広い敷地をどのように外構計画していくかです。
予算的に積水ハウスで外構をお願いするのは無謀。しかし外構業者にお願いした見積もりはなんと約750万円。
ここから、私たちは知識ゼロにも関わらず「DIYを組み合わせれば、クオリティを落とさず安く仕上げられるのでは」と沼に足を踏み入れます。
そんなちょっとクレイジーな外構計画を連載記事としてご紹介します!
広大な土地がある方、DIYで節約したい方、興味本位の方も大歓迎です!
第一弾の「外構計画のタイミング」に引き続き、今回は第二弾として「外構業者選び」について書きたいと思います。
実体験をもとにサクッとお話ししますので、楽しみながら見てもらえるとうれしいです!
・積水ハウスと請負契約のタイミングでラフな外構プランを作成してもらう
・間取りが固まったころに外構計画(外構業者探し)をスタート
第一弾はこちらから↓
外構業者はHPから絞り込み
私たちは、ひたすらネットで検索をかけて絞り込んでいきました。
今ならインスタも活用できそう♪
まず、住んでいる市内の業者を探したのですが、思ったよりも外構業者って少ないんですかね?
結構頑張って探したのですが、気になる業者があまりヒットせず。そもそも絶対数も多くありませんでした…。
できれば近場が良かったのですがあまりに選択肢が少ないので、自宅から車で1時間圏内くらいの範囲に広げてリストアップすることになりました。
私たちは主に、HP上で①HPのデザイン性、②HP掲載の実例、③口コミ、④価格帯で調べた上で、実際に話を聞きに行く業者を絞っていきました。
何気に①HPのデザイン性は重要だと思っていて、「HPが魅力的でない=流行を追えていない、HPに割く時間・お金がなく余裕がない」と判断してバンバン候補から外していきました。
全てがその通りではありませんが、限られた時間で多くの業者を比較するのであれば、ある程度効果的だったと思っています。
HPで実例を見ていると、業者ごとの特色や得意なデザインがあるのが分かってきて、
その中から夫婦であーだこーだ言いながら好みの業者を絞っていくのは結構楽しかったです♪
実例としてHPに載せているのは各業者の得意なデザインだったり推しポイントだったりするので、自分たちが魅力に思う実例が多い業者を探すのがプチポイントとして覚えておくと良いと思います。
こうして、自分たちが気になる業者を5社ピックアップし、それぞれの話を聞きに行くことに。
予算を大幅オーバーした見積もりたちに焦る
それぞれの業者と連絡を取り、建物の打ち合わせと外構業者との打ち合わせを並行で進めていきました。
週末が完全に打ち合わせでつぶれてしまうなどで、妻ゆるみみこは完全に打ち合わせ疲れ状態(笑)
打ち合わせ中も明らかに設計士やICさんに気を使わせているが分かり、私もあたふたしておりました。
だってお出かけしたりゆっくりしたりもしたかったんだもん!
僕は元気だったので、有給とってひとりで1日3社打ち合わせしたりしていました(笑)
何とか3週間くらいの時間をかけて5社と打ち合わせをして、それぞれ図面と見積書を作ってもらいました。
見積もりをもらってみてびっくり!!
なんとなんと…
もともと300万程度の予算取りでしたが、2次外構(※家の下地作りの1次外構を除く)だけで最大750万~最低450万の見積もりが出てきました!
最初の予算時からカーポートの追加や、使える土地が分筆の関係で少し広くなったりしましたが、改めて広い土地の外構予算取りの難しさを思い知らされました。
これはどう頑張ってもさすがに300万には収まらない…!
建物でも予算オーバーしていたこともあり、夫婦で外構予算を何度も話し合いました。
夫ゆるみみは予算をオーバーしても納得がいく建物と外構にしたい、一方妻ゆるみみこは予算はしっかり守りたい、抑えた分旅行や将来のために使いたいとの考え。
考え方の違いから何度も口論することになるのですが、結果的に外構に対しては元の予算通り300万円におさえていこうと合意をしました。
外構業者からの提案は少し期待外れな結果に
5社と打ち合わせしてみた感想としては、正直言うと提案についてはあまり魅力に感じない・どこか違和感を感じるものばかりでした。
今思うと、積水ハウスの優秀営業マン・設計士のレベルが当たり前になっていたかも…。
担当者も、こちらが不安になるような頼りがいのない人がついたりと、この人にぜひお願いしたい!という方に巡り合うことができず。
外構業者はある程度「コスパ」と割り切らないと、住宅メーカーと比較してしまい契約できないかもしれません(笑)
個人的な意見なので、素敵な施工ができる外構業者・優秀な担当者は絶対いるはずです!
外構でも担当者は超重要で、提案だけでなく工事中のやりとりの窓口にもなります。 我が家は、のちに担当者地獄にはまることになります(笑)
1社に絞り込んだ3つの視点
もやもやを抱えながらもどうにかして1社に絞っていかなくてはいけません。
私たちは最終的に①担当者、②デザイン、③値段の3点から選定しています。
①担当者
住宅メーカー選びでもそうだったのですが、私たちは担当者が合わないところは早めに候補から外しました。
外構といえど、大きな金額が動く人生の大切なタイミングです。100%理想の担当者でなくても、「好みや傾向を理解してくれている」「波長が合う」「対応が丁寧で好印象」など少なからず「お願いしたい」と思える気持ちが生まれなかった担当者とは、縁がなかったとお断りしました。
特に私たちの土地は、畑を住宅敷地に変更するため、1次外構(家の下地作り)や役所での手続きが必要な部分もあり、長い付き合いになることが予想されました。
②デザイン
見た目の美しさ、好みももちろん大切なので、担当者とデザインを考慮して5社から2社に絞りました。
デザイン面では、こちらの要望に沿っているか、また建物のコンセプトを踏まえた提案をしてくれるか、を特に重視して選びました。
③値段
項目ごとに費用を分析するため、エクセルで表を作りました。
比較すると、同じ工事でも業者ごとに高い/安いと差が出てくるのが分かりますし、カーポート・ウッドデッキなどのメーカー品は割引率が異なったりします。
実体験として、ある業者はウッドデッキの下が砕石になっていた一方、別の業者はコンクリというように前提が異なっていたことがあります。
また、業者によって施工費用を項目ごとに分けて書いていたり、項目の中に入れ込んでいたり(例えば、ウッドデッキ費用の中に施工費用も込み)、トータル費用+諸経費として一律計上していたりさまざまです。
単純比較できないケースもあるので、自分で費用を合算したり、ネットで相場を調べて比較しながら、内容に対して妥当な見積もりかを検討しました。
ついに1社に決定!決め手はどこ?
業者選びから3か月後に、ようやく業者選定のゴールです。
最終的に選んだ外構業者は、エクステリアコンテスト入賞経験もあり、5社の中で一番建物と調和のとれたデザインを提案してくれました。
その分値段は少し張りましたが、デザインを見た上で納得できたのと、植栽を減らすなど予算でまだ妥協できそうな余地があったためよしとしました。
担当者は少し対応に不安になるところはあったものの、他社と比較するとこれといったマイナス面はなかったため、夫婦間でも5社の中であればここにお願いしようとすんなり結論を出しました。
おわりに
今回は、私たちの外構業者選びについて書いてきました。
少しマイナスな書き方が多くなってしまいましたが、ある程度は価格と割り切るしかないかなと思っています。
もちろん外構業者で満足のいく対応、仕上がりになっている人もたくさんいますが、一例としてこんなケースもある、と認識してもらえたらとよいか思います。
この後、どんどん外構業者とのトラブルにはまっていくので、お楽しみに(?)
次回は、750万円の超高額見積もりから、取捨選択・工夫によって450万円まで減額した内容について書きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!