こんにちは、ゆるみみです!
私たちは積水ハウスと契約し、2022年12月に新居の引き渡しを行いました。
新居に引っ越して1か月が過ぎ、落ち着いてきたところでWEB内覧会を行います!
今回は、第七弾として我が家のお風呂をご紹介します。我が家では、パナソニックのオフローラを採用しました。
私たちはもともとお風呂があまり好きでなく、シャワーでササっとすませたいタイプ。なので、できるだけお風呂で予算を削れるよう最低限の作りにしました。また、水回りの掃除が大嫌いなので、掃除で楽できる仕様を取り入れています。
同じようにお風呂はシンプルにしたい、掃除しなくても汚れにくい仕様が気になるという方は参考にしてほしいです!
仕様からデザインまで写真付きで徹底解説していますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです!
プロフィール
まずは私たちのプロフィールからご紹介します。
建築地:愛知県
年齢:30代前半・子なし共働き夫婦
年収:二人合わせて1200万
趣味:家の写真撮影、映画鑑賞
家全体の概要
夫婦お互い家族が大好きで家族で過ごす時間を大事にしたかったので、「家族とのつながりを大切にした丁寧な暮らし」をコンセプトに。
自然に家族が集まりたくなるような大開口リビングや、家の中と外がつながるような大きな窓とウッドデッキがこだわりポイントです。
お風呂の概要
ざっくり我が家のお風呂をまとめるとこんなかんじです!
・Panasonicオフローラの「Simple Styleプラン※」を採用 ※必要最小限の設備が標準仕様のプラン
・「Simple Styleプラン」にすれば、積水ハウス標準のお風呂より安くできる
・掃除きらいなずぼらでもキレイをキープできる仕様
2つ目の積水ハウス標準のお風呂について少し補足すると、積水ハウスのお風呂が決して高いわけではなく、ある程度設備を盛り込んだ場合は積水ハウスのほうが安いかもしれません。
ここでは、”設備を最低限にするなら”オフローラの「Simple Styleプラン」が安かったという意味で書いています。
積水ハウス標準品は、棚やカウンターが含まれているのが通常仕様なので、部材を減らしても費用があまり変わらないと聞きました。一方、オフローラの「Simple Styleプラン」は標準仕様が棚もカウンターもない最低限になっており、必要な部材にだけ課金される商品になっています。
増やす部材が少ない私たちにはぴったりの商品でした!
「Simple Styleプラン」でどんなお風呂が完成したかについては、のちほど紹介します!
お風呂の間取り
我が家のお風呂はピンク色のエリアになります。
広さとしては、1618サイズ(1.25坪)で一般的によくある大きさです。
お風呂の仕様
お風呂の仕様は以下の通りとなっています。
浴槽:スゴピカ保温浴槽2 エスライン浴槽
床 :スミピカフロア
ドア:スイングドア+タオルバー
換気:通常の換気扇(浴室乾燥機なし)
水栓:スゴピカ水栓
照明:フラットラインLED照明
シャワー:W水流シャワー シャワースライドバー
お風呂は使えればOK、どちらかというと予算をガンガン削りたい派だった私たちは、最低限の設備しか入れていません。
導入しなかったものは窓・風呂蓋+フック・物干しバー・棚・カウンター・浴室乾燥機など、かなり攻めの仕様となっています。
ただ、実際住んでいて設備が足りないと感じたことはありませんし、無駄なものを省くことで全体的に壁面に凹凸が減るので、掃除が楽になり快適に感じています。
お風呂の全体像
まずは、全体感が分かるような写真を用意しました!
反対側の写真です。
お風呂の紹介
ここからは、細かい部分に焦点を当てながらご紹介します。
浴槽
浴槽蓋をやめたため、保温浴槽という熱を保ちやすい仕様にグレードアップ。ただ、お風呂を沸かしたらすぐに入るので、正直効果は不明です。
パナソニックのオフローラの売りは、強度の高い「有機ガラス」を使っていること。水族館の水槽や飛行機の窓ガラスと同じ素材で、汚れの付きにくさが特徴です。
実際の効果は実感済みで、洗剤つけてスポンジで軽く拭くだけでキュッキュとなりますし、そもそも汚れにくい!
プチ情報として、オフローラは浴槽のお湯を抜いた後に、自動で配管に水を流して掃除してくれます。
また、配管凍結が心配な冬の寒い日は、お風呂のお湯を少しだけ残しておくだけで水を循環させて凍結予防をしてくれるという地味に助かる機能も備わっています。
そんな浴槽にひとつ不満ポイントがあります。
入浴後は扉を閉めて換気しているのですが、翌朝になっても水抜きボタン付近が乾きません。何なら水たまりになっています。
パナソニックの担当者に質問したのですが、突起物付近は水の表面張力で水が流れにくく仕方ないとのこと。
できることとしては入浴後に拭き上げをすることだけみたいです。ただカビが生えやすいところではないため、日々掃除をしていれば問題はないそうです。
調べてみると、一応オフローラのカタログに注意書きがありました。
換気扇は乾いた空気で浴室を乾燥しますが、床面や浴槽の底面についた水滴(水溜まり)は、湿度の高い雨の日や寒い冬の日などには取れないことがあります。
パナソニックバスルーム オフローラ | WEBカタログ | Panasonic
冬場の乾燥する晴れの日でも乾かないんですけどね…。他メーカーのお風呂は換気扇だけで乾くのでしょうか…?
床
「スミピカフロア」を謳った、立ち上がりの壁が特徴的です。
隅に汚れがたまりにくいようになっていますが、掃除はしやすいものの個人的には効果を実感するまでのレベル感ではなかったです。
排水溝は、標準仕様だとプラスチック素材のヘアキャッチャーがつきます。汚れが付きにくいオプション品があるのですが、定価1万円と高いので、楽天でサイズの合うコーティングありのヘアキャッチャーを買って、自分で付け替えました。
1個660円という安さ!!
カチッとはめるようなストッパーがないのでピッタリ合わせて置くように注意しないといけませんが、髪の毛がまとまって捨てやすいです。
アクセントパネル
「ドラマホワイト」というオフローラの中でも人気の高い柄を選択しました。
柄が主張しすぎない明るい空間となり、シンプルな我が家のお風呂に合っていて気に入っています。
Towerの棚
掃除のしやすさや取り外しできる柔軟性から、メーカーオプションでなくTowerのこちらを購入しました。
横幅や奥行きのサイズがいくつか選べます!
ボトル自体にマグネットがついている商品もありますが、洗顔やお掃除クリーナーも置きたいので、トレー型にしました。
置きたいものの横幅を測って購入しましたが、思いのほかジャストサイズでした!
ドア
標準仕様は2枚折ドアですが、折れ目に汚れがたまって掃除が大変そうなので、開き戸タイプにグレードアップしました。
タオルバーも追加することで、お風呂から出てすぐタオルを取れるので便利です。
ドアは数少ない課金アイテムです(笑)
換気扇
10秒~最大12時間で小刻みに設定できます。連続で使うモードもあります。
浴室乾燥機能は付ける人が多いと思うのですが、現在の縦型洗濯機は将来的にドラム式にしたい、また浴室乾燥は地味に電気代がアップするのでアパートでもケチって使わなかったため、思い切ってなしにしました!
水栓
浴槽と同じく有機ガラスから作られている水栓で、スゴピカ水栓という名前の通り汚れがたまりにくいです。
従来カウンターがない場合は、水栓の高さは床から319㎜でしたが、最近床から450㎜も選べるようになったようです。
シャワーメインで使うことを考えると、何かと手が届きやすい高めのほうが使いやすそうだったので、450㎜で設置しました。
実際に使い勝手がいいので、カウンターなしの方は検討もありです!
シャワー
標準仕様のW水流シャワーというシャワーヘッドを採用。
節水仕様になっていて、真ん中から強い水流が出て、周囲からは柔らかい水流を当てる構造です。
ただ、元々エコキュートで水圧が低い上、シャワーヘッドが節水タイプのためにさらに30%程度水圧が低下します。
シャワーヘッドの柔らかめな外周の水流は、勢いが少ないので、ぬるさすら感じます。
冬は、エコキュートの給湯温度を最大の60度にして、水流を少しでも強くしようとしていますが、それでも完全に問題が解決できるわけではありません。
特に、ガス給湯の水圧に慣れた人は差を感じやすいかもしれません…
エコキュート採用する人は、シャワーの水圧は絶対に確認してください!
照明
ライン照明を選びましたが、見た目もスタイリッシュでよかったです。しっかりとした明るさがあるので、掃除しやすいのもうれしいポイントです。
操作パネル
リビング側と通話ができたり、お湯張りをボタン一つで完了(※栓は自分で閉める) できたりなど、一般的によくあると思われる機能は一通り揃っています。
シャワーを使うたびに、その日その時点までに使ったお湯の量が出る機能もあります。
なぜだか僕の方がお湯の使用量が多いんですよね。なぜだ…!
少し不便に感じている点として、リビング側のパネルからはお風呂の優先設定を切ることができません。冬場は、シャワーの水勢を強くするため、毎回「風呂優先」を押し給湯温度を60℃にして入るのですが、お風呂で優先を切るのを忘れると、熱いお湯がキッチンや洗面から出てしまいます。
優先を切り忘れた日には、濡れている風呂場に再度足を踏み入れてパネル操作しないといけないので、リビング側のパネルから優先を切れたらいいのですが…。
ぶっちゃけ住んでみてどうか
最後に、気に入っている点や後悔・気になる点を率直にお話します。
満足ポイント
サイズは1618でちょうどよい
1616、1618、1620あたりが一般的かと思いますが、今のサイズ感は狭すぎず広すぎずちょうどいいです。 一人で使う分にはかなりゆったりなので、将来子供と一緒に入っても不便しないと思います。
設備は最低限でOK!
カウンター、浴槽蓋、トレー、窓、物干し竿とできる限りの設備を省きましたが、あればよかったのに…と後悔したことは一度もありません。
掃除も楽ですし、見た目もスッキリしてよかったです。
開き戸+タオルバーで使いやすい
以前暮らしていたアパートでは、折り戸のすき間にどんどん汚れがたまるのを見てきましたが、開き戸はそういったことがないので快適です。
タオルバーについては、シャワー民の我が家では脱衣所は21℃超えでも風呂上りに寒いので、すぐにタオルをとれるようにしておいて助かっています。
気になるポイント
シャワーの水圧が低い
新居の不満TOP5に入るレベルです。
特に冬場が寒くて厳しい…
元々、シャワーヘッドは後から好きなものに替えるのもいいね、と話しながら標準仕様を選択した経緯もあるので、水圧アップシャワーヘッドへの買い替えも本気で検討しています。
こういった形で検討することになるとは想定外でしたが(笑)
水はけが悪い
お風呂から出てドアを閉めて換気扇を回しても、翌朝見てみるとまだ水がついている…ということがザラです。特に栓の周り、浴槽の中、水栓の平らな部分への水滴が目立ちます。
カビの原因にならないか怖い…。
一応、カビが生えやすいシーリング周りや床、排水溝は乾くようになっているのが救いです…。
何かの不備を疑ってパナソニックの担当者に直接質問したところ、まさかの「こういう仕様です」というショッキングな回答が。
回答が本当だとすると、元々の仕様としていかがなものかと疑問が生じますが、現状打つ手なしとなっています。
おわりに
今回は、WEB内覧会ということで、我が家のお風呂をご紹介してきましたがいかがでしょうか。
かなりシンプルで、お風呂好きの人からすると少し物足りないかもしれません(笑)
ただ、お風呂はどうしても汚れていく消耗品と割り切っているので、少しでも汚れにくい設計をしておいて、いざ汚れが目立ってきたらリフォームしちゃうのもありかな~と考えています。
そういう意味でも、できるだけコスパよく節約できたので、私たちとしてはうまく取捨選択できたと思っています。
WEB内覧会シリーズとして他にもご紹介するので、ぜひ見てみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!