こんにちは、ゆるみみです!
家づくりの後悔・失敗でランキング上位に挙がるのがコンセント配置です。
一歩配置を間違えると、全く使えないコンセントができたり、逆にコンセントが必要な場所になかった、ということになりかねません。
家づくり中の情報収集でコンセントの重大性を知ったので、慎重にコンセント計画を進めました。
…そのはずが、洗面台のコンセント思っていた使い勝手と違う…。
入居後すぐに感じた違和感は、日に日に大きくなっていきました。
コンセント計画が崩れたことで、ドライヤーやヘアアイロン、電動シェーバーなど電化製品の収納場所が迷子状態に。
後悔記事でも触れています。
実はこのコンセント問題、入居後に発覚したわけではなく、計画段階から「ここにコンセントがあったら最高!」という場所が分かっていたにも関わらず、設計上支障があることから設計士にNGを出されていました。
設計事情もいろいろあるんでしょうね。
ただ、毎日暮らす中でやっぱりどうにも不便なので、現場監督に相談した結果社内調整してくれてコンセント工事がOKになりました。
本記事では、積水ハウスオリジナル洗面台(KSXⅡ)を採用した私たちが、入居直後にリフォーム工事に踏み切った経緯や工事内容、費用感をまとめました!
今では、 電化製品がスッキリと収納されて、大満足の結果です!
積水ハウスオリジナル洗面台を採用予定の方、洗面台の収納アイディアをお探しの方の参考になれば幸いです!
・積水ハウスオリジナル洗面台(KSXⅡ)で、ドライヤー収納場所のアイディアが分かる
・積水ハウスオリジナル洗面台(KSXⅡ)にコンセント追加してもらえた実例を知れる
・実際のコンセント工事の流れ・費用感がわかる
・収納アイデアが分かる
※具体的な工事内容はコチラから飛べます。
我が家の洗面台について
簡単に概要をまとめました!
積水ハウスオリジナル洗面台(KSXⅡ)を採用していますが、要望は大きく2点。
①コスパよくオシャレな洗面にしたい
②共働き夫婦で朝の出社時間がかぶるので、ゆったりとしたスペースがほしい。
そこで候補に挙がったのが、見た目の割にリーズナブルな積水ハウスの洗面台でした。
家具っぽいオシャレな雰囲気がありつつ、メーカー品よりも価格を抑えられるのが最大のポイントです。
こだわりもしっかりと詰め込みました!
・横幅185cmの広々仕様
・段差がなく掃除がラクな一体型ボウル
・オープン収納でオシャレ+使いやすい引き出し収納付き
・ユニークなタイルでオシャレ度UP
より詳細な記事はこちらからどうぞ!
建築前のコンセント・収納計画
積水ハウスオリジナル洗面台に惹かれた理由の一つに、オープン収納があります。
ズボラ夫婦なので、ドライヤーやヘアアイロンのコンセントは片づけるのがめんどくさい…。
オープン収納ならコンセントつけっぱでもいける♪
…と、とんとん拍子でコンセント&収納計画が進んでいきました。
でも、大きな落とし穴は、オープン収納にコンセント施工できないことでした。
理由はメンテナンス性です。
コンセントをつけようと思っていた板を外してメンテナンスするため、コンセントがあると外せないのです。
あきらめて、洗面台上部の鏡の中の収納棚にコンセントをたくさん設置し、コンセントには困らないよう計画しました。
何かと使えるだろうと、洗面台の端にもちょこんとコンセント配置。
貴重なタイルを削っても、コンセントを優先しました!
図にするとこんな感じで、潤沢にコンセントを配置してあります。
実際に住み始めてみたらあふれ出す不満
鏡の中の収納にもコンセントがついているので、ドライヤーや電動シェーバーもコンセントをつけっぱで収納できる!と思っていたのですが、収納の奥行きは10cm。
まさかの入らない!?
もちろん電化製品のメーカーや機種にもよりますが、我が家は電動シェーバーが完全に入りませんでした。
これにはさすがに想定外。しっかり確認すればよかった…。
ヘアアイロンは長さ的に平置きするしかないので、鏡の中だと収納幅をとりすぎてしまって現実的ではありません。
一応、ドライヤーだけ収納扉に干渉するものの入れることができたので、コンセントつけっぱなしで鏡の中にしまっていました。
結局ヘアアイロンはタイル端のコンセントを使い、毎日使うので出しっぱなしに。
電動シェーバーは充電時(1~2週間に1回)だけコンセントに差します。
ヘアアイロンや電動シェーバーの使い勝手が悪いのはもちろん、ドライヤーにも不満が残ります。
まず鏡の収納がクローズ収納で、毎回開けるのがめんどうくさいです。
上下に扉を開くので、やや力も必要に。
コードはドライヤー本体にぐるぐる巻き付けていますが、巻き方が甘いとコードが広がってくるのも地味なストレスポイントです。
ついには妻ゆるみみこが棚を開けっ放しにして、鏡面にホコリが溜まるようになりケンカの火種に(笑)
扉を閉じるとドライヤーに干渉して、扉にキズがつきそうなのも不安材料でした。
こんなかんじで過ごしてはいたものの、毎日使うものなので不便さはなんとしても解消しておきたかったです。
コンセント工事を現場監督に相談!気になる費用は?
どうにかオープン収納にコンセントを付けられる手段はないか、半年点検を機に現場監督へ相談。
すると、メンテナンスできる形で検討を進め、工事できるよう調整してくれました!
具体的には、メンテナンスできるようにコンセント配線を長めにとっておき、配線を抜かなくても板を外せるように工事します。
はじめから同じようにやってくれなかったのはなんで?
という疑問が聞こえてきそうですが、もちろん私たちも同じように思いました。
どうやら、あくまで工事は”現場監督判断”で行うということで社内調整してくれたようです。
引き渡し前は、しっかりとメーカー保証で責任をもって施工しないといけないがゆえ、少しでもメンテナンス性に影響しそうなリスクを排除する必要があったということみたいです。
工事をOKしてくれた現場監督も、引き渡し前なら工事NG判断になるだろうとのこと。
もちろん引き渡したから施主の要望をすべて叶えられる、というわけではないですが、私たちがコンセント工事を熱望したので、なんとか実現できる方法を探ってくれた結果です。
感謝です!
気になる費用はトータル25,000円。
部材は数百円でほとんどが人件費と思われます。
引き渡し後の工事となり、電気業者さんの出張費などで高めになってしまったものの、事情を理解して工事してもらえるだけでありがたいので依頼しました。
計画時からの要望なので、引き渡し前の人件費換算できないか値引き交渉してみましたが、難しかったです(笑)
コンセント工事内容
半年点検時に現場監督にも実際に洗面台を見てもらい、別日で業者と調整して工事にきてもらいました。
実際の工事は、以下のような流れで行います。
コンセント設置予定の板に穴を開ける。コンセント位置は業者と調整しながら決定します。
メンテナンスしやすいようにコンセント配線を長めに確保
コンセントカバーの色は木目の色に合わせました。
約1時間の工事でした。
コンセント工事のその後
実際の完成形はこんなかんじになりました!
板の上のほうにつけているので、普段の目線には入ってきづらくいい感じ。
気密コンセントボックスで気密も保てるように施工してもらいました。
前述している通り、ヘアアイロン・ヘアドライヤー・電動シェーバーはこのような感じに使っています。
コンセントは2口と4口選べたのですが、4口にして大正解です!
工事してから、コンセントはつけたまま簡単に収納ケースにしまえて、スッキリ見えるので、使い勝手×見た目が理想通りになりました。
入居直後の工事を終えた私たちからのアドバイス
入居してから絶対に後悔なんてしたくないし、入居してすぐに追加工事なんて論外!と細部まで慎重に家づくりを進めてきたつもりでした。
今回のコンセントは事前にはどうしようもなかったことなので、後悔したのも追加工事も今となっては通るべき道だと捉えていますが、その中で感じたことを3つお話します。
①コンセントは数ではなく場所
②計画時に感じた違和感、懸念は住んだ後も気になる
③担当に一度断られた内容でも、再度相談する価値あり!
今後家づくりする方は、頭の片隅においといてもらえるとうれしいです!
①コンセントは数ではなく場所
コンセントが足りなくなると心配…。
そんな思いからどうしても多めにつけておきたくなりますよね。
でも使い勝手を考慮した場所につけることがなにより大切。
「どこでコンセントを使いたくなるか?」をできるだけリアルに想像しましょう。
②計画時に感じた違和感、懸念は住んだ後も気になる
なんだかんだこれです。人間のカンは案外頼りになります(笑)
おかしいな?と思ったら、できるだけ計画段階で設計士に相談して、納得するまで話し合うのがオススメです。
③担当に一度断られた内容でも、再度相談する価値あり!
いろいろと事情があったとはいえ、まさに今回のパターンです。
まあ「社内で方針を統一してほしい!」と思う面もあります。
が、結局人とのやり取りなので、少なからず感情論で動くこともあります。
あくまで推測ですが、この現場監督にはいろいろと振り回されることが多く、おそらく本人もそれを理解していたのではないかと思います。
だから、どうにか要望を叶えられるように動いてくれたのかもな~なんて考えたりしました。
もちろん要望の内容次第にもなりますが、営業マン、設計士、現場監督、ICなど、頼れそうな人にセカンドオピニオンを求めるのも一案です。
※担当者次第なこともあるので、積水ハウスオリジナル洗面台であれば必ず同じように施工してもらえるとは限らないのでご注意ください。
おわりに
今回は、洗面台のコンセントに不満のあった私たちが、入居直後に工事をした流れや感想を書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
積水ハウスオリジナル洗面台を採用した人の中には、同じようにオープン収納にコンセントがあれば!と思う人がけっこういるのではないかと思っています。
実際に工事した実例があること、費用感や工事内容についてイメージを持っていただけたならうれしいです。
まだ計画段階の人は、鏡収納の奥行きをしっかり頭に入れておいた方がいいです!!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!