こんにちは、ゆるみみです。
私たちは2021年11月に積水ハウスと契約しました。
積水ハウスって高そう…
こんなイメージをお持ちの方多いのではないでしょうか?
そうなんです、積水ハウスのネックは高価格です…。
実際にどれくらい値引いてくれるんだろう?
値引き交渉って上手なやり方はあるの?
こうしたことが気になる方も多いはず!
そこで今回は、積水ハウスの見積もりから実際にどれくらい値引きされるのかを、私たちのケースを例としてご紹介したいと思います。
注文住宅の値引き事情も解説するよ
どうやって値引きしてもらったかも公開!
・積水ハウスの実際の値引き率が知れる
・私たちが値引きで得をした秘密は〇〇〇
・値引きで損するタイプにならないために
・値引き以外でお得に家を建てる方法
積水ハウスでの家づくりを検討している方はぜひ本記事を参考にしていただけたらうれしいです!
注文住宅の値引き事情
値引きとひとことに言っても、実はメーカー側ではいろいろな事情での割引が絡んでいます。まずは値引きについて仕組みを理解しましょう。
①キャンペーン
本社や支店が特別売り出したい商品(新商品など)はキャンペーンとして大幅に割引いてくれることがあります。
本社からのキャンペーンはどのお客さんでも適用されますが、支店でのキャンペーンは支店ごとに内容が異なります。
これらは営業マンの裁量とは関係ない値引きなので、営業マンとしても喉から手が出るほど使いたいものです。基本的には全てのお客さんに対して平等に与えられる値引きとなります。
外壁のキャンペーンは単価が高いだけあって嬉しかったです
けど途中でスケジュールが白紙になりかねない事件発生。予定より大幅に遅れてキャンペーンが使えずに150万円値引きがなくなっちゃった…
②営業マンの裁量
住宅メーカーでは例えば○%までだったら店長の承認が必要、それ以上の割引はエリア長の承認などと割引率によって承認プロセスが変わってくるようです。
よって営業マンがどこまで頑張ってくれる人なのか、またどれくらい影響力がある人なのかでこの値引きは大きく変わってきます。
そのため、値引きのためにはお客さんのために頑張ってくれる優秀な営業マンをつけてもらうことも大切です。
積水ハウス契約時の値引きは○%!
私たちの実際の見積もりでの値引きを公開します!
キャンペーン:3.8%
紹介・営業マンの頑張り:7.0%
合計:10.8%
この割引率は本体工事費用(税抜)に対して算出しています。
本体だけなのか、諸費用含むのかなど何に対して割引率を出すかで大きく変わってくるので、ネット上の情報を鵜吞みにせず前提を確認しましょう!
ネット上の情報では積水ハウスでの値引きは最大で1割程度なので、私たちはかなり値引いてもらえたと思います。見て頂ければ分かる通り、営業マンの裁量による部分がかなり大きいです。
頑張りました!!
ありがとうございます!!
どうやって値引きしてもらったのか徹底解説!
私たちがしたことはたった2つ!
営業マン選びの段階で信用できる人を選んだ
値引きは営業マンの裁量が大きいため、お客さんのために頑張ってくれそうな人か、信頼して家づくりを任せられる人かどうかを重視しました。
実際にはじめに見積もりをもらった時は予算を300万円オーバーしていましたが、積水ハウスで建てたい熱意を営業マンに伝えていました。
精一杯頑張って最後に一回で最大限の見積もりを出します!!
この言葉を信じて、値引き交渉は一切なし。割引いてもらった見積もりを出してもらったのは最後だけ。それが割引率1割以上の見積もりでした。
正直期待以上でした・・・!
これだけでなく、間取りやデザインが確定し変更契約の時に予算オーバーしてしまったのですが、このアップ分も値引きできるように頑張ってくれました。
ここでの値引きは普通はしてもらえません!
営業マン選びって本当に大事です
早めに一社に絞る
値引きしてもらうとなると、数社から見積もりをもらって各社で競わせる「相見積もり」をイメージする人が多いと思うのですが、実は早い段階で絞ることも値引きには効果的です。
中には「一社検討値引き」といって、「最初からウチだけを検討してくれたら値引きますよ」という方法をとっている住宅メーカーもあります。
相見積もりがだめなわけではありません。複数社検討していることで各メーカーにプレッシャーとなります。
私たちは積水ハウスとダイワハウスの2社で検討を進めていましたが、間取りの魅力から8割は積水ハウスに心を決めていました。
そしてそれを積水ハウスにも伝えていました。
相見積もりで両者を競わせることも考えましたが、自社で建てるか分からない人よりも、確実に自社で建ててくれる人に値引きも頑張ってくれるのではと思い、積水ハウスで建てたい思いは素直に伝えていました。
その後割とすぐに積水ハウスに絞りましたが、一社に絞った後も実際に値引きは増やしてもらえました。
真剣に検討していることを伝えれば、営業マンもしっかりと向き合ってくれます!
おすすめ!値引きに頼らず間取りの工夫でも安く
安くしたいと思うとどうしても値引きしてもらうというイメージが強いですが、個人的には「間取りの工夫で価格そのものを抑える」のはかなりおすすめです。
価格そのものを抑えるとなると家の品質が心配・・・
間取りを工夫するだけだから品質には全く影響ないよ。私たちのケースで説明します!
私たちの家では価格を抑えるため、希望していた40坪から必要な建坪(35坪)に絞ることにしました。
建坪が減ったことで何かを諦めることはしていません。
家は広ければそれに越したことはありませんが、工夫次第でどうにでもなるんです。
①視線の抜けを作って、実際より「広く感じる」間取りとした
②不要な廊下を極力減らし居住スペースを確保
建坪を5坪も減らしたのでかなり見積もりを下げることができたにも関わらず、家全体の満足度としては変わらず高いまま維持できました。
お得感がないように感じるかもしれませんが、前述したように値引きはメーカー側にコントロールされている部分もありますし、値引きにこだわりすぎると損する場面も出てきます。自分たちの予算内で無理なく満足度の高い家を建てるには、間取りの工夫も大切な要素なのでぜひ検討してみてください。
値引きをお願いして損する!?
実は値引きを頑張りすぎないほうがいいことも!
交渉前に知っておいたほうがいいことを解説します!
あくまで私たちの事例なので、メーカーや支店で対応が異なるかもしれません。参考として見てみてください。
住宅メーカーで見積書の金額は操作されている!
え!そんなことできるの?
実は同じものでも人によって見積もり価格が違うこともあるよ
外構、地盤改良、躯体などの項目は一式で価格が出てくるので、それぞれの詳細な価格は分かりません。
私たちの場合、躯体工事費だけでも1000万円以上かかっています。これが間取り変更のたびに何十万円と変動するのです。
仮にここで上乗せして値引き額を大きく見せられていたとしてもお客さん側では絶対に気付けません。
10万円変わったとしても躯体工事費のたった1%。営業マンを信じるしかないよね
信用できる営業マンが担当で心底よかったよね!
また、設備のグレードを少しずつ落として値引きしたように見せる営業マンもいるようです。
実際に私たちの知人で値引き交渉で出てきた見積もりを見返すと、いくつか設備のグレードが下がっていることに気づいたケースがあります。
ちゃんと見ておいてよかったよね…
このように、あまりに値引きを要求すると、メーカー側で上手くコントロールされてしまい、結論割引されないということも起こり得ます。
請負契約後に値引きを減らされる!?
前述の通り、躯体のように「一式」として出てくる項目は詳細が出てきません。請負契約時に値引きしてもらい契約したとしても、その後間取り修正が発生し見積もりが変わる際に、値引きを少しずつ削ることがあると聞きます。
そんなの絶対に気づけない…
こちらも結局メーカーで見積もりをコントロールされることになりかねません。
提案のレベルが下がる
営業マンも設計士も結局は人です。必要以上に値引きを迫ってくるお客さんのために、頑張って良い提案をしようと思うかというとそんなことはありません。
あまりにもしつこく値引きをお願いすると、面倒なお客さんというレッテルが貼られあまり関わりたくないと思われることも…。
値引きはただお願いすればいいだけじゃなくて、逆効果になることもあるんだね
おわりに
積水ハウスの値引き事情と私たちの実際の値引き率をお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
値引きは実施されているキャンペーンや営業マンによって大きく変わってきますが、目に見えない形で見積もりが調整されていることも多々あります。
少しでも安くしたい気持ちは皆共通の思いですが、最後にご紹介した間取りで価格を下げることもぜひ選択肢に入れていただくと、より満足のいく家づくりが実現するかと思います。
本記事が、あなたの家づくりのお役に立つことを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!