こんにちは、ゆるみみです!
私たちは、2022年12月に積水ハウスで引き渡しを行い、引き渡し当日に引っ越しして新居で暮らし始めました。
こだわりすぎる夫ゆるみみと、優柔不断を極めた妻ゆるみみこ、そんな私たちなので家づくりは人一倍時間をかけて慎重に取り組んできました。
積水ハウスでの打ち合わせはなんと累計34回!(笑えない)
絶対に失敗しないため徹底的に情報収集を行ったり、打ち合わせを重ねてきましたが、 入居から1か月、すでに多々後悔ポイントが頭角を現しています。
ここも気になる、あそこも気になる…。ギャー――!!
今回は、私たちが入居から1か月たった時点で後悔しているポイントをまとめてみました。
現在進行形で家づくりをしているみなさん、同じ過ちをしないためにもぜひ参考にしてみてください。同じく入居直後で後悔しているみなさん、一緒に後悔を分かち合いましょう。悲しいのはあなただけではありません。
入居1か月後の後悔ポイント9選
入居直後にも関わらずに次から次へとあふれ出る後悔ポイントを、涙ながらに一つずつ紹介していきます。
もっと実際の生活をイメージした間取りにすれば…
ダイニングテーブルと背面の壁の近すぎ問題
我が家はLDKに隣接している子供部屋の壁を作らず、LDKの一部として使えるようにしてあります。
必要になったタイミングで壁で仕切れるように、補強だけ入れてあります。
今は壁がなく開放的でよいのですが、壁を立てるとなると想像以上にダイニングテーブルと子供部屋の壁が近くなり、後ろを通るのに余裕がないと感じました。
ある程度イメージしていましたが、実際に生活すると改めて実感。
まあでも壁を立てるのはまだ先の話で、今めっちゃ困ってるとかじゃないのでヨシとします。
そもそものL字建物は正しかったのか?
我が家は西側道路に面しているため、道路からLDKの窓&ウッドデッキへの視線を遮るために建物をL字にしています。
L字建物は、ある程度の視線は遮ってくれているものの、同時に遮ってほしくない太陽光も遮ってしまいました。
予想していた以上に太陽光カットです…。
午前中は最高ですが、午後から次第に太陽光が差し込まなくなります。
目線を遮るメリットは十分感じているものの、太陽光大好きなのでツライ…。
ただ逆を言うと、夏は厚い直射日光、特に西日の厳しい暑さを遮ることができるので、夏を快適に過ごせることを期待しています。
空調を入れても寒い空間(真冬の所感)
住んでみないとなかなかイメージしづらい空調ですが、①暖まるまで時間がかかる、②末端まで暖かい空気が行きわたらない、③床暖の採用範囲の3点で不満を感じています。
①部屋が暖まり切るまでなんと6時間!?
我が家は玄関からLDKに直通、35畳LDK、LDKから廊下まで仕切るものが何もない、という「開放的」を突き詰めた間取りです。エアコンはLDKの隠れたところに設置をして悪目立ちさせないように配慮をしています。
その広さにより、エアコンをつけても完全に暖まるのは数時間かかります。
ある日を例に出すと、17時にエアコンをONしても室温が安定するのは23時、なんと部屋が暖まるまで6時間もかかっていました。寝るころに暖まっても遅いのです…。
暖まってしまえば快適なのですが…
②家の中心と端で温度差3℃、洗面所が寒い問題
我が家は基本的にリビングエアコンで家全体の空調をまかなう計画です。そのエアコンが角に設置されていることもあり、洗面所や個室までなかなか暖かい空気が行き渡りません。
特にLDKから一番遠い位置にある洗面脱衣所は常に2~3℃温度が低く、お風呂から出たときに大きなストレスを感じてしまいます。
LDKでの快適性を考えてエアコンを設置しましたが、末端までの空気が流れやすいような場所も検討すべきでした。
③床暖をもっと広く採用すれば…
寒さで一番気になるのは、床の冷たさです。部屋全体が21℃くらいに温まっていても床がどうにも冷たいままなんてざらです。
くつろぐ時間の多いリビングは床暖を採用しましたが、そんなに冷たさが気にならないだろうとキッチンやダイニングエリアは床暖を不採用にしました。
ただ実際に暮らし始めてみると、思った以上に床の冷たさはストレスになります。冷たくなった足をみみこに当てて怒られる回数がアパート時代から10倍に増えました。
アパート時代は1階でもここまで冷たくはなかったので、アパートの床の冷たさから床暖採用を判断すると痛い目をみます。こんなに寒いのであれば、キッチンまではいかなくてもダイニングには床暖があったほうがよかった気がします。
細かい部分が気になるロールスクリーン
脱衣所のロールスクリーン
我が家では基本的にロールスクリーンは巻き芯が見えないように天井に穴をあけ、そこに折り上げています。ここに関してはロールスクリーンが悪目立ちすることなく大正解でした。
そこでこのアイデアを活かそうと、洗面所と脱衣所を仕切るためのロールスクリーンは、私たちからお願いして折り上げてもらいました。しかし実際は、洗面所に比べて脱衣所の天井が高くなっていたため、実は何もしなくても目立たなかったのです。
工事中にこのことに気づいたのですが、時すでに遅し、そのまま施工をしてもらいました。完全に私たちのうっかりミスでした。
天井高を変えた記憶がどこか彼方に…。
図面を見直したら書いてあったけど、細かい部分までチェックできてなかったな…。
このミスで施工費が若干プラスになったと思われます。
扱いにくいリビクロのロールスクリーン
リビクロは、リビング側からチェーンが見えないようにするため、リビクロの中にチェーンが垂れるようにしました。
見た目上はこれでよかったのですが、外から開け閉めしようとすると、毎回手を入れて操作しなければならず、さらにまっすぐチェーンを引っ張ることが難しいので、スクリーンが壁に当たっていたこともありました。
頻繁に開け閉めするわけじゃないけど、見た目しか気にしていなかったから想定外の誤算に。
LDKのロールスクリーンチェーン問題
LDKにある6mの大開口窓に対して、2mのロールスクリーンが3つ設置してあります。
壁際にチェーンを垂れ下げたくなったので、同じところにロールスクリーン2つ分のチェーンを設置しました。
これで見た目はスッキリしたものの、寝起きすぐの脳みそ停止状態ではどっちのチェーンがどのロールスクリーンなのか判別するのは至難の業です。
また、二重のチェーンがからまって、どっちがどっち?状態になっていることも。
1か所で2か所のチェーンを開け閉めできて楽っていうメリットもあるんですけどね。
人感センサーを採用すればよかった照明
人感センサをもっとつければよかった
人感センサーは「短時間しか使わない+明るさが必要な場所」を基準として、玄関・ポーチ・トイレで採用しました。
実際に暮らしてみて、WIC・パントリーにもつけておけばよかったです。
家づくりの段階では、頻繁に使わないWICやパントリーは、コストダウンのためにカットしていました。
WICもパントリーも、間取り的に日光が入ってこないので昼間でも照明がないと何も見えません。毎回地味に付けたり消したりが面倒なので、お金をかけてでも人感センサーにしといたほうが便利でした。
消し忘れて怒られることも…。
ちなみに、WICでは節約のためアパートで使っていたシーリングライトをそのまま取り付けています。そのため、人感センサー対応シーリングに変えることも検討しています。
想定していた使い勝手と異なるキッチン
自動水栓の反応が難しい
我が家はパナソニック「Lクラス」の「スリムセンサー水栓浄水器一体」という自動水栓を採用しています。
ただ、センサーのストライクゾーンが狭いのか、思った通り反応しないことが多々あります。
慣れ?止めたいタイミングで止まらなかったり難しい…。
浄水の勢いが勝手に変わる
我が家の自動水栓は浄水一体型のものにしたので、ボタン一つで浄水と水道水を切り替えられます。
浄水は自動水栓で水の勢いを調整できないため、シンク下にある浄水用の止水栓をドライバーで開け閉めすることで水量を調整します。
180mlが3~4秒で貯まるくらいが目安です!
はじめ、勢いがよすぎて必要量で止めるのが難しかったので、止水栓を少し閉めて水量を抑えるようにしたのですが、翌日浄水を出してみると水の勢いが戻っていました。
逆の現象もしかり、止水栓を調整していないのに、水量が急に落ちることもあります。
不具合なんでしょうか?1カ月点検で聞いてみるか…。
食洗器、意外と使わない説
夫婦2人生活だと思ったよりも洗い物が出ません。特に食洗器のないアパート暮らし中に料理しながら並行して洗い物もやるクセがついてしまい、手洗いですますことがほとんどです。
私たちはパナソニック製45cm深型食洗機を採用しましたが、事前に食器の汚れをある程度水で落としてからセットしないといけません。
ミーレやボッシュの海外製だとそのまま入れられてラク!
また、「洗い(通常)+乾燥」を行うと、だいたい終わるのに4時間待つ必要が。
タイマー設定もできますが、4時間後に始まる設定しかできないという超絶くせ者です。
思ったより手間・使い勝手が悪くて困っています。
朗報!2022年モデルからは1~8時間後の予約時間が設定ができるように!
食器を乾燥させる場所がない
食洗器を使わないとなると、次に困るのが食器をどこで乾燥させるのか、です。
食洗機を使うと思っていたので、あまり考えていませんでした…。
はじめは、キッチンに付属でついてきたスキマレスステンレスクッキングネットを水切りラックとして使っていたのですが、いかんせん乗せられる量が限られています。
写真のラックを反対向きにすると、作業スペースに変身します!
水切りカゴはキッチンの上をスッキリ見せたいなら不向きだし…と思ってネットで調べていると、ジョージ・ジェンセン・ダマスクというティータオルを使っている人が多いことが分かりました。
このティータオル、見た目もオシャレで吸収力もいいとの多数の口コミ、即買いしました。
色展開も豊富!キッチンに馴染んでとっても満足です。
水圧の弱さでお風呂が快適に入れない?
お風呂(シャワー)の水圧が低い
これは全く想定外!
我が家はエコキュートを採用していますが、エコキュートにはガス給湯器と比べてもともと以下のような違いがあります。
ガス給湯器:水道直圧式。水道の水をそのまま温めるから圧力が下がらない 。
エコキュート:水道貯湯式。一度エコキュート内に水を貯めて、温めてからさらに水と混ぜる。貯める際に減圧して約180kPaになる。
我が家はシャワー生活がメインですが、水圧が低いと体感温度も冷たくなり、震えながらお風呂に入る日々。
必死にネットで対策を調べた結果、エコキュートの「優先」の温度設定を高くすることで、水圧が高くなることが分かりました。
我が家は、最高の60度で設定しています!
「優先」の温度設定を高くすると、キッチンや洗面のお湯の温度も高くなるので、ヤケドに要注意です。
ただ、最高の60度にしても「なんとか普通に使えるレベル」なので、まだ家作り中の方は高圧タイプのエコキュートの検討を強くオススメします!
高圧タイプがあったなんて知らなかった!先に知りたかった~
お湯が出てくるまで時間がかかる
戸建てなら当然といえばそうなのですが、アパートと比較すると断然遅いです。
我が家の洗面所やお風呂はエコキュートのすぐ裏にあたりますが、それでも遅いです。
これは慣れしかないのかも…。
なかなか乾かない室内干し
我が家は洗面所に、部屋干しのためスチールパイプを取り付けています。
ただ、朝干しても夜までに薄手のものしか乾きません。厚手のタオルに限れば、翌日の夕方くらいまで干しておく必要があります。
洗面所は東面に設置しているのである程度の日射があるのではと思っていましたが、10時くらいには日が当たらなくなってしまうんですよね。もうちょっと太陽に頑張ってほしかったのですが、ここは誤算でした。
結局今は アパート時代に使っていた持ち運び式の物干しを庭に出して洗濯物を干すという何ともオシャレから遠いやり方をしてしまっています。
絶対使わないから捨てよ、って言ってごめんなさい…
コンセント設計をもっと考えるべきだった洗面台
洗面ボウルから水が落ちる
洗面ボウルは排水口に向けて斜めになっていおり、カウンター一体型ボウルなのでボウルと洗面台は同じ素材で、段差などなくひと続きになっています。
そのため、思いっきり顔を洗ったり、ボウルを掃除する時に水がはねて床に落ちてしまうことがあります。
段差がないことで拭きやすいというのはメリットですが、床に飛び散った水をふきとらないといけないのはマイナスです。
洗面ミラー収納内に髭剃りを置けない
3面鏡の中は収納できる作りになっており、その中に充電式髭剃りを置く予定でした。
しかし、いざ置いてみると奥行が思っていた以上に狭く入りませんでした…。
入ると思い込んでチェックを怠った自分が悪い!
髭剃りを置くために収納棚の中にコンセントをとっていたものの、コンセントも使い道ナシ。
髭剃りは現状打つ手なし!充電する時だけ、場所を変えてコンセントに差すという…。
電動ブラシも欲しいのですが、収納できるサイズを意識しなければいけません。
ドライヤーのコンセント配置
我が家はオープン収納タイプの積水ハウスオリジナル洗面台を採用しました。
オープン収納にドライヤーをしまえば、毎回コンセントを抜き差ししなくても楽に収納できると思ったのですが、ドライヤーのコードが思いのほか邪魔に。
洗面台ドライヤーホルダー的なものを取り付けることも考えましたが、積水ハウスの洗面台は磁石はくっつかず、ホルダーをひっかけられる段差もないタイプ。
強硬手段として、3面鏡の収納棚にコンセントをドライヤーにぐるぐるにして収納していますが、なんとも大雑把な保管方法なのでどうにかしたいものです。
洗面のコンセントはそこまで綿密に計画しなかったせいです…。
気になる施工
クロスの不陸
場所により目立つ・目立たないはあるのですが、リビングにあえて何もせず壁一面のまま残した、一番こだわった壁が横から太陽光があたりやすく不陸が目立ちます。
この壁はプロジェクターも映す壁…。
どうしても気になって竣工検査時に指摘し、施工し直してもらったのですが、結果的にはほぼ改善しませんでした。
元々、かなり丁寧に施工をしてもらっていたみたいです。
現場監督の話によると、薄手のクロスを選ぶとどうしても発生しやすいとのこと。
厚手のクロスを選べば目立ちにくかったようなので、不陸のリスクについてもっと理解した上でクロスを選べばよかったです。
床の傷・のり
引き渡された後によくよく床をチェックしてみると、傷やのりの残りがかなりの数見つかりました。
のりは多すぎ問題。気になる箇所をふせんで貼ったら、ふせんだらけになりました。
こちらは1か月点検の時に指摘する予定です。
おわりに
今回は、私たちが入居直後に感じた後悔をひたすら書きなぐってみましたが、いかがでしょうか。
失敗してしまっても、後から工夫してなんとかなる部分ならいいのですが、そうでない部分は受け入れてうまく付き合っていくしかありません。
やっぱり住まないと分からないこと、たくさんある!!
まだ家づくり中の方は、同じ目に遭わないようにぜひ私たちの後悔ポイントを参考にしてみてください。
これだけ後悔だらけの記事を読むと、「なんだゆるみみ、家づくり失敗してるじゃん!」との声が聞こえてきそうですが、全くそんなことはないです。後悔以上に満足部分はたくさんあります。満足部分が多すぎて、ちょっとしたことが後悔に思えてしまうやつです!
こだわりポイントや気に入っている部分は、「WEB内覧会」記事で少しずつお話していきますので、よければのぞいてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!