こんにちは、ゆるみみです!
みなさんはキッチンにどの程度こだわりましたか?
大きくておしゃれなキッチンで料理ができたらきっと日々のQOLアップ間違いなし、張り切ってもう1品作っちゃおう♪なんて思うかもしれないですよね。
我が家も当然のようにキッチンには強いこだわりを持って検討しました。夫婦ともに料理をするゆるみみ家、夫ゆるみみが機能面、妻ゆるみみこがデザイン面にこだわった結果、どちらも妥協をしない理想的なキッチンを作り上げることができました。
理想のキッチンを求めて、ショールーム見学に行ったのはなんと計9回…!
パナソニック:5回
リクシル:4回
キッチンハウス:1回
優柔不断なのもありますが…汗
今回は私たちのキッチン作りへの熱すぎる思いとこだわりポイントについて一挙公開します!こだわりポイントがあまりにも多いので、前編・後編に分けてお話しします。
・キッチンの要望
・なぜLクラスを採用したか
・こだわりポイント
-レイアウト(Ⅱ型アイランドキッチン)
-サイズ(奥行き・横幅・キッチン間の通路幅)
-天板(種類・厚さ)
-キッチン扉
-取っ手
・こだわりポイント
-シンク
-食洗器
-収納
-水栓
-IH
-油跳ねガード
-レンジフード
-タイル・飾り棚
-照明
本記事を読むことで、パナソニックLクラスの特徴、キッチンの費用が上がるポイント、おしゃれなキッチンにするための考え方を知ることができます。
これからキッチンを検討される方のご参考になればうれしいです。
気になる箇所だけでもぜひ読んでみてください!くれぐれもこだわりすぎに注意してね。
こうしてキッチンへのこだわりは誕生した…
まずは私たちのキッチンに対する要望についてお話しします。
①広さ
②デザイン
実は私たちのキッチン理想像にはアメリカのキッチンが大きく影響しています。
急にどうしてアメリカのキッチンの話…?
遡ること3年前、私たちは2019年1月から約1年半、仕事の関係でアメリカで生活していました。
海外映画やドラマでご存知の方もいるかもしれないですが、アメリカのキッチンはとにかく大きいです!というか家や敷地自体広すぎる…!
実際住んでいたアパートのキッチンの写真がコチラ!アパートでこの広さ…!
こんなキッチンを1年以上使っていたので、新築でもビッグキッチン導入が夢でした。
夫婦一緒に料理やお菓子作りをすることが多いから、広々と作業できるのは助かる♪
Ⅱ型キッチンは同じデザインのユニットが並行に並ぶから、見た目もカッコイイ!
このような経験から、キッチンの最優先項目はとにかくゆったり作業できる広さ、としました!
広いキッチンをいれようと思うと、おのずとキッチンのデザインでLDKの雰囲気が決まってきます。そのためLDKに溶け込む上質な雰囲気を出せるよう、デザインは妥協せずに選ぼうと決めていました。
パナソニックLクラス採用までの背景
キッチン選びを初めてすぐにキッチンハウスのデザインにひとめぼれしました!
それがコチラです!ステキ♡
しかし、調べるうちにとにかく値段が高いことと他社の方が細かな使い勝手が優れていることがわかりキッチンハウスを断念しました。
毎日使うものなので使い勝手は大切ですよね。ゆるみみこを説得しました!
見た目の好みからパナソニックのLクラスとリクシルのリシェルSIを新たに候補にしました。
Lクラスの決め手はたくさんありますが、以下2点がメインです。
①天板・面材のデザインが好み
②カップボードの最大幅が長い
一つは天板・面材のデザインがより気に入ったためです。
2つ目は壁側のカップボードでは壁に合わせた3.4mの長さで設置を考えていたのですが、各メーカー毎にカップボードの横幅最大サイズが決まっており、Lクラスが3.4m、リシェルSIが3.0mでした。リシェルSIを入れようとすると、3.0m+0.4mとしての設置となり、天面に切れ目ができるということでした。
段差ができるので作業する上でも気になりますし、強度も心配です…
リシェルSIをやめたメインの理由はこちらです
Lクラスの仕様とこだわりポイント
①レイアウト(Ⅱ型アイランドキッチン)
担当者からの提案でⅡ型*のアイランドキッチンを採用しました。
*Ⅱ型キッチン:シンクとコンロが分かれたユニットになっているキッチン
コンロ側にもシンク側にも作業台があるので作業スペースが広くなり、使い勝手の良さから採用にいたりました。
夫婦そろって料理しやすいね♪
背面カップボードにコンロを設置すると、レンジフードが壁に溶け込んで存在を消してくれるのもポイントです。
シンク、コンロ、冷蔵庫はトライアングルのように配置し、作業動線が短くなるようにしました。
アイランドキッチンとダイニングテーブルはよくある並行ではなく横並びに置くことによって、配膳が楽になるようにしました。
②サイズ (奥行き・横幅・通路幅)
シンク側のユニットの奥行きは750㎜か933㎜を選ぶことができ、作業スペースをとるために933㎜としました。私たちは間取りが決まってから、キッチンのサイズを決めていますが、間取り的にも許容上限の奥行きでした。
横幅は細かいですが、コンロ側のカップボードの横幅とシンク側のユニットの横幅+ダイニングテーブルの端をきっちり合わせるため2146㎜で設計しています。こうしたところがそろうだけで一気に洗練された雰囲気になります。
コンロ側のカップボードの奥行きはⅡ型アイランドキッチンだと650㎜になります。横幅は天板の最大サイズ3402㎜にしました。
サイズについては何度もショールームに行き、自分の理想とする感覚を確認しました。ショールームではいくつもサイズを比較できるように各展示品ごとに少しずつ仕様や大きさを変えているので、必ず現物で確認することをおすすめします。
奥行き750㎜と聞くと大きそうな感じがしたけど、実際に見てみるともっとゆったりした広さが欲しいと感じたよ
2つのユニットの間隔は90㎝としました。一般的に、一人で料理することが多い場合は通路幅は80~90㎝、2人以上でキッチンを使用する場合は100~120㎝程度とることが多いと言われているので、比較的幅は狭いほうだと思います。
Ⅱ型キッチンだと振り返り作業が多いから、広い通路は逆に不便に感じたよ
ああ…切った野菜をフライパンに入れるときにポロポロしてしまう未来が見える。
あまりにこぼすと怒るからね!キッチンマットは必須だね。
③カウンター(種類・厚さ)
キッチンハウスのデザインにひとめぼれしていたこともあり、それに近いグレー・黒系ものしか見ませんでした。
2022年春にキッチン選びをしましたが、その時点でパナソニックから出ている黒系カウンターはLクラスのみ。※2022/11時点では、Lクラスの下位グレードである「ラクシーナ」から濃いめのグレー2色が追加されました。
中でも迷ったのは御影ブラックと玄昌ブラック。カタログで見るとよく似ていますが、白のつぶつぶがより強く出るのが御影ブラック、黒が際立つのが玄昌ブラックです。
雰囲気も似ておりデザインは大きくは変わらないのですが、それゆえにかなり迷いました(笑)
これを見るためだけにショールームへ足を伸ばし、天板と扉材を何通りも組合わせて近くから見たり、あえて距離をとって俯瞰してみたり。結局、黒のシンプルな重厚感に惹かれて玄昌ブラックにしました。
余談ですが、カタログやショールーム展示では御影ブラック(カウンター)×スタッコグレー(扉材)の組み合わせがとても多いです
最初これを見て、Lクラスに一気に惹かれちゃった!
カウンターの厚さは標準のものとオプションの薄いタイプがあります。薄いとスタイリッシュでカッコいい雰囲気になりますが、予算を削るために標準の厚さとしました。
厚いのも重厚感が出て素敵ですよ!
④キッチン扉
ショールームで置いてある御影ブラック(天板)×スタッコグレー(扉材)がカッコよすぎて、最初はスタッコグレーしか見ていなかったです。一目ぼれしたキッチンハウスにもよく似たデザインになっています。
ただ、ネックとなるのは値段。扉材によってランク分けされて値段が決まっているのですが、グレード10~80とグレードの数字が大きくなるほど値段が上がり、スタッコグレーはグレード50。キッチンの面積が大きいので、ランクを下げると下がり幅はバカになりません。
キッチンのこだわりが多すぎて一番最後まで予算と相談して悩んだのがここです。ICさんからははじめからグレード20のヴィンテージメタル柄で予算を抑えることを提案されていました。
これだけで約30万円(値引後)も安くなります。私たちのサイズだと1グレードで約10万円差と言われました…
実際にショールームで見るとスタッコグレーは優しく周りを引き立たすような色合いですが、ヴィンテージメタル柄は割と柄の濃淡がしっかり出てはっきりした色味でした。
さらに、柄なしのシンプル色であえて他を引き立てるのもありだということでグレード10のダークグレーも勧められました。
ゆるみみ的にはシンプルにまとまってかなり好印象だったものの、ゆるみみこはキッチンハウスを見て完全に理想のキッチン像ができてたたため、結局妥協せずにスタッコグレーを選びました。
個人的には予算を抑えて他にお金をかけたかったな…
スタッコグレーしかない!って思ったの!
⑤取っ手
どの扉材を選ぶかで 選択肢が変わってきます。通常は12種類の中から好みで取っ手を選ぶのですが、一部グレードでは以下のような取っ手レス(扉材と取っ手一体型)となります。
スタッコグレーもこのタイプです!
取っ手がつかないので見た目もスッキリするよ♪
通常の取っ手だと下から手を入れますが、この取っ手レスは上から手を入れるので手を引っかけやすい点がいいですね。その反面、埃はたまりやすいので掃除の手間は増えます。
おわりに
今回は私たちのキッチンの要望から、カウンターや扉材などのこだわりについてお話してきましたがいかがでしょうか?
こだわりすぎるとキリがないので難しいですが、譲れない部分と妥協点をうまく見つけながらバランスをとることが大切です。
私たちも初めは予算を考えず好きなものを詰め込んでいたら大幅予算オーバーだったので、取捨選択しました!
後半では水栓やレンジフードなど細部のこだわりについてお話します。
・こだわりポイント
-シンク
-食洗器
-収納
-水栓
-IH
-油跳ねガード
-レンジフード
-タイル・飾り棚
-照明
キッチン作りで大切にした「ある考え方」についても書いているので、ぜひご覧ください。
それでは次の記事でまたお会いしましょう!
本記事が、みなさんのキッチン作りの参考になれば幸いです。