こんにちは、ゆるみみです!
新居でどのキッチンを採用しようか迷ったときに、パナソニック「Lクラス」キッチンを検討する方も多いのではないでしょうか。
我が家では、パナソニック「Lクラス」とリクシル「リシェルSI」で悩みに悩み、結果「Lクラス」を採用しました。
同じパナソニックでLクラスとラクシーナで迷うパターンも多いかもしれません。
見た目がスタイリッシュでカッコよく、何となく使い勝手がよさそうなLクラスキッチンですが、その分お値段もかわいくないのがざっくりとしたイメージかと思います。
でも、実際の使用感については中々情報が出てこなくて、困っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなLクラスに興味がある方に向けて、使用4か月目の私たちがぶっちゃけレビューを書いていきたいと思います!
採用に当たって気を付けるべきポイントや後悔ポイントを押さえた上で、後悔ないキッチンライフを楽しみましょう♪
我が家のLクラスの仕様
仕様は以下の通りとなっています。
・パナソニック Lクラス
・Ⅱ型 ※コンロが壁側
・カウンター 人造大理石グラリオカウンター 玄昌ブラック
・扉材 スタッコグレー(60グレード)
・取っ手 取っ手レス
・水栓 スリムセンサー水栓 浄水器一体型
・シンク ラクするーシンク グレー
・コンロ トリプルワイドIH
・食洗器 パナソニック深型
・レンジフード スタイリッシュフード
・大判タイル デンバーストン 名古屋モザイク
Lクラス正直レビュー【良い面】
実際に使う中で、良いところも悪いところもありますが、率直にお話します。
早速見てみましょー!
トリプルワイドIHはとても使いやすい
パナソニックキッチンといえばコレ!という代表格、横並びの三連コンロです。
まずは掃除面ですが、天板とコンロの段差がないので、非常に掃除が楽です。
ゴミがたまるすき間がない仕様なので、簡単にキレイにできる&掃除が楽しくなるという好循環で、今のところピカピカなまま保たれています。
次に横並びのメリットですが、夫婦で隣に並んで料理しやすかったり、奥を使うときに手を伸ばす手間がないのはもちろん、手前にスペースがあるのが思った以上にポイント高めです。
料理をよそうときも、お鍋の近くまでお皿を寄せることができます。
トリプルワイドIHだけでも、パナソニックにする価値があるくらい、気に入っているパーツですね。
ラクシーナでもLクラスでも対応していますよ♪
実際の使用感や後悔ポイントを以下の記事でレビューしているので、合わせてご覧ください。
見た目がカッコイイ黒基調のずっしり箱型スタイル
我が家は、カウンター「玄昌ブラック」 ×扉材「スタッコグレー」の組み合わせを採用しています。
黒系のカウンターと、「スタッコグレー」の扉材グレードはLクラスの特権です。
Lクラスの一番の決め手でもあります。
補足ですが、2022年ラクシーナのリニューアルがあり、グレー系のカウンターが追加されました。
ラクシーナでグレーだと上記2種類のみに絞られてしまいますが、好みに合えばラクシーナで価格を落とすのも一案です。
グレー系カウンターはラクシーナの中でも上位グレードなので、平均的なラクシーナよりは高くなります。
見た目以外のLラクスならではの良さをお伝えするなら、玄昌ブラックは有機ガラスといって強度が高く、汚れがつきにくい素材が使われています。
玄昌ブラックは黒ベースでありながら、白い細かいつぶつぶが入っているのですが、そもそもの柄としても汚れが目立ちにくいです。
加えて、拭いたらするりと簡単に汚れが落ちてくれます。
傷への強さは、特別強い・弱いという素材ではないと思いますが、今のところ傷はないです。
何度か直接包丁を使ったくらいでは傷はつきませんでした!
ラクするーシンクが汚れにくい
シンクもカウンターと同じ有機ガラスからできています。カウンターとシンクの間にすき間なく、掃除はラクラクです。
ちなみに、ラクシーナも同じシンクです。
私たちが採用した直後から、Lクラスのみブラックが追加(※オプション料金)されたので、カウンターからシンクまでひと続きに黒でまとめることもできます。
広々とした収納で使いやすさ抜群
ラクシーナと比較したときのLクラスのメリットは主に3つ。
①奥行が約10㎝も広い、② 底面がステンレス、③レールや仕切りバーがグレーです。
正直、普段から奥行の深さを実感することは少ないですが、ショールームでラクシーナと比較すると結構変わる印象を受けたのを覚えています。
我が家は背面カップボードが横幅340㎝と大きめなこともあり、奥行きの深さもあいまって収納量に困ることはなさそうです。
Lクラスでは仕切りバーや収納トレイが標準で付属してくるのですが、引き出しを開けてもグレーで統一されているとキレイですよね。
ピッタリサイズの仕切りがついてくるのもうれしいところ。ズボラでもキレイに整理して使えます。
Lクラス正直レビュー【悪い面】
みなさんお待ちかね、気になるマイナス面にも触れていきます。
自動水栓の反応が思い通りにならない
グースネックスタイルのもので、手が汚れてたりふさがってても便利そうな自動水栓にしました。
通常は下の画像の①の場所でセンサーが反応してオンオフが切り替えられます。星マークのボタンを押すと②のセンサーも感知するようになり、手を蛇口に差し出すだけで水が出るようになります。
①は手をかざすことでオンオフを切り替えますが、②は手をかざしている間は水が出続け、手を離すと自動で水が止まります。
ただ、このセンサーの感知位置(特に②)が難しい!!
最初は慣れるかと思っていましたが、4か月経った今でも②は出てほしいときに勝手に止まってしまったり、手をかざしたつもりがないのに水が出てしまうことが多々あります。
自動水栓ってすごく便利なものかと思っていましたが、一長一短です…。
パナソニック製の食洗器が中途半端で使いづらい
使い勝手からミーレが本命でしたが、時期や地域の関係で当時施工不可の状態だったのでパナソニック深型を導入しました。
ただ、思ったよりも手間がかかるのが正直な感想で、今は全く使わなくなってしまいました。
まず何より、食洗機に入れる前に食器を軽く洗い流すのがめんどすぎます。
実質手洗いしてるようなもん!
そして、食器の入れ方ルールがあります。取説で説明されていますが、ルールを無視すると入る量が激減し、最悪の場合汚れがあまり落ちません。
覚えるのにまた時間がかかりそう(笑)
極めつけには、終わるまでに結構な時間がかかります。だいたい洗浄+乾燥で4時間ほどでしょうか…。
しかも、タイマー設定は謎の4時間後スタートのみ。※最新の仕様は設定できる幅が広がったみたいです!
もともと食洗機なしのアパート暮らしで手洗いには慣れていたため、食洗機を使う必要性を感じなくなってしまいました。
前面収納の奥行が微妙に狭い
Lクラスとラクシーナは前面収納が同じ作りになっていて、空間としては奥行き23㎝ほどです。
このサイズ感だと、A4サイズより少し大きめの紙(角形2号封筒など)は平置きにできず、ジャストフィットする収納ケースも限られていて、絶妙な使いづらさがあります。
もう少し奥行きが長い収納ケースのサイズが非常に多いです。
少し前までコーナンの「モアナチュラル」という収納ケースがピッタリサイズだったのですが、該当サイズが廃番になったことで収納難民が増えている気がします。
我が家はというと、無印の「アクリル収納ケース(引き出し式)」を組み合わせて活用しています。
奥行17.5cmなので収納棚の奥行に対して余っていまい、ややもったいない感じはするのですが、商品展開が豊富でいろいろなサイズを組み合わせて使えること、さらに見た目もシンプルかつ中が見えて使いやすいのが決め手になりました。
もう少し広いほうが収納できるものの幅が広がるのでありがたいですが、工夫することで使いやすさをアップできました。
こちらの記事で詳しく解説しています。
おわりに
今回は、Lクラスの実際の使用感についてレビューしてみましたが、いかがでしょうか?
トータルすると、費用をかける価値のあるキッチンということで、個人的には大満足しています。
見た目はもちろん、汚れにくさやステンレス製の収納、収納の開閉可動域の広さなど、かゆい所に手が届く仕様!
せっかくの新居。毎日使うものなので、特に料理好きな方はぜひ検討してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!