テレビなしプロジェクター生活【導入編】機器選び~配線計画まで

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こんにちは、ゆるみみです!

みなさんは普段からテレビを見ていますか?

何となくテレビがついているけどBGMになっていたり、気づいたらテレビは見ずにスマホに夢中になっていたりしませんか? 

私たちは、新築を機にテレビ生活を卒業し、いまはプロジェクターだけで楽しんでいます。

ゆるみみ

過去にテレビなしプロジェクター生活の実体験記事を書いています。

今回はその続きの実践編として、プロジェクター生活を実現するために自分たちがどうやって間取り設計したり、機器を選んだかを解説したいと思います。

・プロジェクター生活にしたいけど、配線はどうやって計画したらいいの?

・プロジェクターの設置場所はどこがオススメ?

・どうやって機器は選んだ?

こうした疑問を持っている方は、ぜひ我が家のケースを一例として参考にしてもらえるとうれしいです! 

プロジェクター導入前にまず考えるべきことは?

重要なのはプロジェクター視聴場所と種類です。

それぞれ分けて説明していきます。

プロジェクター視聴場所と間取りの考え方 

まずは、もっとも大切な「どこで見るか」についてです。

視聴場所は間取りに大きく影響します。

プロジェクター生活にしたいと思ったら、できる限り早めに営業マンや設計士に相談して計画することをオススメします。

一般的なのは、リビングか寝室です。 

リビング寝室
イメージ
シアターハウスHPより

ホームシアターHPより
メリット大画面をとりやすい
TVと変わりなく使える
家族で楽しめる 
ベッド上でリラックスしながら見れる
暗くしやすく昼間でも快適に見れる
デメリット暗い空間を作りづらく昼間見にくい
機器の置き方・配線の工夫が必要  
大人数の視聴に向かない
音響などこだわりづらい
視聴場所によるメリット・デメリット

ホームシアター専用部屋を用意するのが一番本格的ではありますが、気軽さの観点から今回は省いています。

注意点として、リビングでの昼間の視聴は苦労しがちなポイントなので気をつけましょう。

リビングでどうしても昼間プロジェクターを見たい!という方は、超短焦点プロジェクター*+専用スクリーンを選べば昼間でもテレビと見間違うほど快適に視聴できるようです。 

*超短焦点プロジェクター=焦点距離がとても短いので壁の近くにおいて投影が可能。障害物が入りにくい、光源が目に入りにくいメリットがある一方、価格は高め。

ゆるみみ

値段が張るのとスクリーンを設置する必要があるため我が家では採用しませんでしたが、選択肢として考えておくのはよいと思います。

リビング・寝室、どちらにも共通するしているのは、プロジェクターを映し出す壁と、プロジェクタ設置場所・配線を間取りに組み込んでおくことです。

いまでこそプロジェクターを設置している家がちらほらありますが、まだまだ少数派。

こういった特殊なものは百戦錬磨の営業マンや設計士でも経験が浅いことがあるので、ある程度自分たちで勉強して提案していくことが求められることもあります。

ゆるみみ

我が家は優秀営業マン×優秀設計士ですが、独学でもかなり勉強しました。

プロジェクター種類の選択と間取りへの影響 

プロジェクターの種類によって、プロジェクターの設置位置や配線など間取りに大きく影響してきます。

早い段階から種類や設置場所はある程度しっかりと検討する必要があります。

例えば…

・超短焦点式か通常の焦点距離式か(=プロジェクタの設置位置・配線に影響) 

・床置きタイプか天井吊りタイプか(=デザイン・間取り・配線に影響) 

とはいっても、どうやって決めたらいいの?と悩む人がほとんどだと思います。

なので一例として我が家がどのようにプロジェクターの視聴場所や種類を選んだのかをご紹介していこうと思います。

我が家のプロジェクター視聴場所 

プロジェクター投影面

結論から言いますと、我が家ではリビングにプロジェクターを床置きすることに決めました。

その際に考えたことや調べたことをまとめていきます。

通常焦点距離を床置きが我が家のBEST

私たちは、ファーストプラン提案前の最初の要望から、テレビなしでプロジェクターを置きたいことを伝えていました。

そのため、ファーストプランからリビングにプロジェクタ用の大きな壁が配置されていました。 

ファーストプラン パース図
ゆるみみ

このプランに惚れて積水ハウスに決めて計画しています。プロジェクターありき!

契約時は超短焦点前提で考えていたのですが、いくつか課題がありました。 

超短焦点プロジェクターの課題

・プロジェクター本体が高い 

・超短焦点だが数十センチは離す必要があり、合わせるテレビボードの選択肢が少ない 

・テレビボードをなくすとなるとコンセント・配線が目立つ 

このような点を考慮し、通常の焦点距離のプロジェクターに決めました。 

ゆるみみ

「超短焦点プロジェクター」って響きがカッコよく憧れましたが、残念です。

天井吊りか床置きかについては、自分たちのライフスタイルを考え床置きとしました。

天井吊りには、一度場所を決めてしまえば邪魔にならない、配線もキレイというメリットもあります。

一方で、一度設置すると動かせない、天井面が汚くなるといったデメリットが気になるところ。

今回は住んだ後の好みや生活の変化に応じて臨機応変に動かせるように、またこだわって採用した木質天井を残すために床置きを決断。

ゆるみみこ

結果としては大満足です!

ゆるみみ

寝室でプロジェクターを見たりもするので、気軽に持ち運べるようにして正解でした。

我が家の機器選定方法

XGIMI HORIZON Pro

プロジェクター:XGIMI HORIZON Pro

まずはメインとなるプロジェクターについてです。 

前提として、超短焦点でなく通常の焦点距離タイプのものからの選定になります。

選ぶときに私たちが重視したのは以下の通り。

プロジェクター機器の選定ポイント

・床置きでも雰囲気を壊さないデザイン 

・昼間の視聴に耐えられるように、できるだけ明るいもの 

・15万円以下 

・スピーカ音質がしっかりしている(外付けスピーカーを置かなくてすむ) 

・4K(マストではないがベター) 

・NetflixやAmazon Primeビデオが見れるように、Android TV付属(※最悪Fire TVスティックでも可能) 

この条件を満たす商品を探したところ、唯一該当したのがXGIMIのHorizon Proでした。

ゆるみみ

2022年秋購入ですが、2024年現在も様々なサイトで人気TOPの超優良機種です。 

XGIMI HORIZON Proスペック一覧 

・2200ANSIルーメン(1500ISOルーメン) 

・4K対応

・HDR10・MEMC技術搭載 

・harman/kardon 8Wを2基採用

・オートフォーカス・自動台形補あり 

・Android TV 10.0搭載

実際、画質と音質は想像以上で本当に優秀です。

ゆるみみこ

ホームシアターにふさわしい没入感と臨場感あふれる空間が実現します!

200インチの大画面で見ても画像が荒れている感じはなく、スピーカーも十分満足できるレベル。

ゆるみみ

実際に、手持ちのサウンドバーを途中から外しました(笑) 

プロジェクター方向から音が聞こえるのが違和感ないか心配していましたが、慣れたら全く気にならないレベルでした。

ただ立体音響にこだわりがあったり、画面と違う方向から音が聞こえることに違和感を感じる人はスピーカーを別で用意するのをオススメします。 

スピーカー:未使用だがSONYのHT-A9がよさそう

前述の通りHORIZON Proの内蔵スピーカーが優秀なため、スピーカーは必要性を感じなかったので使っていません。

もともとはスピーカーも買うつもりで調べており、せっかくなのでこだわりたい方向けに一押しのSONYのHT-A9をご紹介します。

4つのスピーカーを適当に置くだけで、SONY独自の「360 Spatial Sound Mapping」技術により最適な音場空間を作り出す優れモノのスピーカー。

実際に家電量販店で試したことがありますが、圧倒的な立体音響と臨場感でした。

ゆるみみこ

大画面のプロジェクターと合わせたら、映画館顔負け間違いナシ! 

テレビボード:なし 

テレビを置かないなら正直不要というのが持論です。

超短焦点プロジェクターを検討していた時には、プロジェクターを設置するためのテレビ台を探していたりもしました。 

ただ超短焦点で焦点距離が例えば30cmといっても、あくまでも壁とレンズとの距離が30cmなのです。

テレビボード上に設置するには、さらに機種本体のサイズを考えなくてはなりません(我が家の検討機種ではトータル60cm程度)。

こんなサイズのテレビボードは中々ありませんし、あったとしてもインテリア的にも違和感があるのでは?と感じてしまいます。

ゆるみみこ

テレビボード分のコストもバカにならないですよね。

思い切ってテレビボードも置かないシンプルな暮らしも検討してみてください。

プロジェクター投影面

配線はどうしたか? 

プロジェクター機種と間取りが決まったら、次は配線問題です。

せっかくのマイホームだったので配線を表に出さず、かつ将来の展開性があるような配線を目指しました。

ここからはメインで設置するリビングの配線計画についてお話します。

始めに将来も含めて使いたい機器をリストアップすることから始めました。

必要な機器 

・プロジェクタ本体 

・サウンドバー 

・ゲーム(Switch) 

・TVチューナ 

↓以下将来用(念のため)

・有線LAN:無線LANが弱かった時のため

・テレビ:将来どうしてもテレビが欲しくなった時のため(弱気w)

これらの機器を、できる限り配線が表に出ないように組んでいきます。

コンセント位置、壁内配線の本数・距離をできる限り減らす、ある程度配線が表に出ることは妥協する(大事!)を考えて行きついた間取りです。

見にくいので、わかりやすくイラスト化するとこちら。

配線時のポイントをまとめてみました。

①プロジェクタ以外の機器や配線はできる限りリビクロに集約して外に出さない。 

②サウンドバーへの接続は、壁内配線をして隠す。 

ゆるみみ

HDMIとコンセントをどこに設置するかはとても悩みました…。 

結論、サウンドバーなしで使ったときにスッキリ見えることを優先。

サウンドバー設置時に配線が伸びるのは妥協して、コンセントは投影面正面でなく端に設置しました。

③失敗が一番怖いので、念のため配線は多めに。 

・有線LANポートを設置。

 実際には無線LANでも十分速度が出ているので不要だったかもしれません。将来ゲームなどで使うか…? 

・テレビ用同軸ケーブルはプロジェクターでテレビ見られるよう、またどうしてもテレビ欲しくなったときに備え念のため設置。

・テレビ用のコンセント・HDMI用の空配管もどうしてもテレビが欲しくなったときのため設置。

 ※上部イラストには含めていません。

迷っているならXGIMI HORIZON Proが断然オススメ!

ここまでプロジェクターを採用するための設備や配線についていろいろとお話してきましたが、通常の焦点距離タイプであればXGIMIのHORIZON Proがほぼ一強で断然オススメです。

HORIZON Proオススメポイント

・昼間でもわりと明るい 

・スピーカーの音質がよい

・スタイリッシュで雑音のないデザイン

・お手軽な価格

価格に比例して当然機能もUPしますが、HORIZON Proの価格帯でこれだけ高機能な商品は他にないと思います。

ゆるみみ

ぜひHORIZON Proであこがれのホームシアターを叶えてみませんか?

おわりに

今回は、私たちがプロジェクター生活を手に入れるための間取り計画、機器選定についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。

配線が少しややこしいですが、配線がきちんと計画できていれば極論白い壁とプロジェクター本体さえあれば簡単に楽しめます。

ゆるみみこ

我が家がまさにこのパターンです。

家であまりテレビを見ない、自宅でも臨場感ある映像を楽しみたいという方に、プロジェクター生活はもってこいです。

ゆるみみ

時間を忘れて没頭することができますよ!

はじめてのプロジェクターはどれにしようか迷っているという方は、ぜひ一度HORIZON Proをチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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