こんにちは、ゆるみみです!
私たちは積水ハウスと契約し、2022年12月に新居の引き渡しを行いました。
新居に引っ越して1か月が過ぎ、落ち着いてきたところでWEB内覧会を行います!
今回は、第一弾として我が家のキッチンをご紹介します。
我が家では、パナソニックのLクラスキッチンを採用しましたが、キッチンはダントツでお金をかけました。
そんなこだわりいっぱいのキッチンを、仕様からデザインまで写真付きで徹底解説していますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです!
プロフィール
まずは私たちのプロフィールからご紹介します。
建築地:愛知県
年齢:30代前半・子なし共働き夫婦
年収:二人合わせて1200万
趣味:家の写真撮影、映画鑑賞
家全体の概要
夫婦お互い家族が大好きで家族で過ごす時間を大事にしたかったので、「家族とのつながりを大切にした丁寧な暮らし」をコンセプトに。
自然に家族が集まりたくなるような大開口リビングや、家の中と外がつながるような大きな窓とウッドデッキがこだわりポイントです。
キッチンの間取り
我が家のキッチンはピンク色のエリアになります。
Ⅱ型のアイランドキッチンなので、シンク側とコンロ側で分かれています。
Ⅱ型キッチンを採用することは初期から決まっていたのですが、玄関・収納・動線も考慮したキッチンの位置がなかなか定まらず、90°回転させてみたり、北壁に寄せてみたりと紆余曲折を経て今の間取りが完成しました。
ポイントは、家の中心に置くことで家全体を眺めることができる点です。リビングで団らんしている家族や、正面の子供部屋スペースで遊ぶ子供との距離感がちょうどよく、楽しみながら家事ができるようにしています。
キッチンの概要
ざっくり我が家のキッチンをまとめるとこんなかんじです!
・キッチンをリビングの中心に配置、目立ってもかっこいいデザイン重視
・アメリカ生活で使いやすかったⅡ型フルフラットアイランドキッチンを採用
・Lクラス最大3.4mのカウンター
・大判タイルをぜいたく使い
詳しい説明や写真はのちほど紹介します!
キッチンの仕様
仕様は以下の通りとなっています。
・パナソニック Lクラス
・Ⅱ型 ※コンロが壁側
・カウンター 人造大理石グラリオカウンター 玄昌ブラック
・扉材 スタッコグレー(60グレード)
・取っ手 取っ手レス
・水栓 スリムセンサー水栓 浄水器一体型
・シンク ラクするーシンク グレー
・コンロ トリプルワイドIH
・食洗器 パナソニック深型
・レンジフード スタイリッシュフード
・大判タイル デンバーストン 名古屋モザイク
キッチンの全体像
まずは、全体感が分かるような写真を用意しました!
全体
真っ黒で重厚感のある天板に、なじみのよいグレーの扉材を合わせた存在感のあるキッチン。
キッチン背面に一面敷き詰めたタイルが高級感をアップしてくれます。
シンク側
アイランドキッチンにすることで広々とした作業スペースを確保。シルエットがキレイなグースネック水栓を採用し、スッキリ見せました。
コンロ側
カウンターサイズ3.4m。パナソニックのトリプルワイドIHは段差がほとんどなく、2人並んでもゆったりと料理できます。
キッチン紹介
ここからは、細かい部分に焦点を当てながらご紹介します。
天板
Lクラスの「玄昌ブラック」を採用しました。
キッチン選びをしていた2022年春当初はグレー・黒系の天板を選べるのはパナソニックではLクラスのみで、シックでスタイリッシュな黒天板が絶対条件だった私たちにとっては、Lクラス一択でした。※現在では、Lクラスの下位グレードである「ラクシーナ」から濃いめのグレー2色が追加されています。
黒で選ぼうとすると、御影ブラックか玄昌ブラックの2択となるのですが、雰囲気がよく似ており迷わせてきます(笑)白のつぶつぶがより強く出るのが御影ブラック、黒が際立つのが玄昌ブラックです。
玄昌ブラックは白のつぶがかなり小さいので柄が目立たないのですが、そのシンプルなブラックのカッコよさに惹かれて選びました。
実際にキッチンが完成して、思った以上に重厚感が出てきれいにまとまったので大満足です!
扉材
グレード50の「スタッコグレー」を入れました。
適度な柄のムラ感となじみのいいグレーがキッチンの高級感と存在感を引き立たせてくれています。
扉材によってグレード分けされて値段が決まっており、スタッコグレーが分類されるグレード50はそこそこ課金が必要なグレード。キッチンも大きいのでかなり迷いました…。
ショールームで見た自分の理想の扉材(スタッコグレー)が諦めきれずに採用を決めましたが、ショールームのままの素敵な見た目で、毎日キッチンを使うのがうれしくて仕方ありません。
キッチンは常に目に入る場所にあるので、好きな扉材を入れて後悔はありません!
シンク
つなぎ目がないスゴピカ素材(有機ガラス)を選択しました。
4色展開しており、我が家では天板の色に近いグレーを選びましたが、実際に汚れが付きにくく、天板とシンクの間に段差もないので掃除はとても楽です。
ブラックが出てきたのは最近なので、私たちは選べなかったよ。
水栓
グースネックスタイルのもので、手が汚れてたりふさがってても便利そうな自動水栓にしました。
浄水は、専用の水栓が付く外付けタイプと自動水栓一体型がありますが、どちらもあまり値段が変わらなかったためすっきり見える一体型タイプを選びました。
自動水栓は実際に使ってみると、濡れた手で水栓を触る必要がないので水栓がキレイなまま保ちやすく便利な面もある一方、オンオフのセンサーに察知してもらう範囲が難しい部分も。
慣れ?相性?
通常は下の画像の①の場所でセンサーが反応しますが、星マークのボタンを押すと②のセンサーも感知するようになり、手を蛇口に差し出すだけで水が出るようになります。
①は手をかざすことでオンオフを切り替えますが、②は手をかざしている間は水が出続け、手を離すと自動で水が止まります。
うまく使い分けると便利!
ただ②のセンサーは15分経つと自動でオフになる仕様なので、自動水栓機能をずっと使いたいときには少し不便です。
食洗器
食洗器が楽すぎてやめられないという声が多かったので、我が家でも導入。食洗器といえばミーレ!と思っていましたが、残念ながら我が家の施工地域ではパナソニックキッチンでミーレに対応している施工業者はゼロということでパナソニック製のものを採用。
時期・地域によるかもなので、営業マンに相談するのが確実です。
洗浄時の音はそんなに気にならないのですが、思っていた以上に食器が入れにくい&事前に食器を流すのが面倒&時間がかかるという3コンボを食らいました。
今は夫婦2人分の食器しかないから、洗った方が早い(笑)
最初の1週間くらいで使わなくなったよね(笑)
ゴミ箱
我が家では、見た目よりも捨てやすさ重視で、ゴミ箱部分はオープンにしています。
引き出すタイプは絶対に引き出しっぱなしになる(確信)
ただオープンといっても、正面から隠れた位置に設置したため見た目上はそんなに気にならないよう配慮しました。
実はゴミ箱はまだきちんと決められていない部分で、とりあえずアパート時代に使っていたニトリのゴミ箱を設置しています。
よさそうなゴミ箱はすでにチェック済みなのですが、課題なのは市のゴミ袋です。マチがなく口が大きく開かないため、一般的な45Lサイズのゴミ箱にひっかけることができません。
どの市もこんなもんなのか…?
指定のゴミ袋以外の口が大きなものを使って、ゴミ出し時に市のゴミ袋に入れ直して捨てればよいのですが、面倒なのが目に見えているので、運用も含めて考えているところです。
IH コンロ
パナソニックキッチンの代名詞といえるトリプルワイドIHは迷いなく採用しました。
2人で料理しやすいし、段差がなくて拭きやすいのもいいね♪
3口同時に使うことも少ないし、IHは2口でもいいかな~と思っていたのですが、大半の人が3口IHを選択するみたいで、むしろ2口のほうが高いと言われたので2口タイプは即却下しました。
今は気合を入れて料理のたびに拭き掃除をしているのですが、段差がないのが本当にストレスフリーです!
デメリットというほどではないですが、IHのスイッチが飛び出る仕様になっており、奥のすきまにゴミが入るという口コミも見かけたので気を付けたいところです。
魚焼きグリルがない分、少しだけ収納が増えるのもポイント高いです。菜箸やフライパンの取っ手など、近くにあると便利なものが収納できます。
レンジフード
ズボラ夫婦としては、10年間ファン掃除が不要な「ほっとくリーンフード」を採用したかったのですが、我が家では設置場所の関係上、設置できないということで「スタイリッシュフード」にしました。
ほっとくリーンフードは寸胴タイプなのに対し、スタイリッシュフードはその名の通り細身でスタイリッシュ、我が家の雰囲気にマッチしているので、結果的にスタイリッシュフードを採用して後悔はしていません。
キッチンが黒なのでレンジフードも黒!といきたいところを、背面のタイルに溶け込ませるために、あえて白をチョイス。
結果的には、タイルにうまく馴染んでくれて大満足!
レンジフードの換気扇と照明は、IHのスイッチと連動しており、IHをオンにすると一緒に電源が入り、IHをオフすると照明は直後にオフ、換気扇は数分後にオフされます。
自分で一切操作しなくていいから楽♪もちろん手動用のボタンもあります。
あえてコメントするなら、IHをオフした後そのままお皿に盛り付けたいときもあるので、照明も数分後にオフされたらもっと使い勝手がよさそうです。
カウンターサイズ
背面カウンターでは、つぎ目なしの最大サイズの3.4mでどーんと配置。
写真はまだ家具を配置前のもので広さが際立ち、圧巻の見た目です。
2人で作業することが多いから、キッチンはとにかく大きくしたかったんだよね。
ちなみに、はじめはリクシルのリシェルSIも検討していたのですが、継ぎ目なしのカウンターの最大サイズが3.0mとLクラスの方が40cm長かったのが、Lクラスに決めた大きな理由です。
さらにサイズを大きくするには、つぎ目をコーキングする必要があるようです。どうしても気になり、大きく1枚で施工できるLクラスを選択しました。
収納
最大サイズのカウンターを設置したこともあり、収納はかなり余裕があります。
何にも入っていない棚すらあります。
パナソニックのキッチンは、鍋を横にして入れられる仕切りがあったり、カトラリーセットがあったりと、市販の収納ケースを買わなくてもある程度キレイにしまえるようになっています。
まだどうやって収納するかしっかりと決め切れていないので、今後もっときちんと検討します!
タイル
名古屋モザイクの「デンバーストン」というタイルです。
「柄の主張が強すぎない・かといって平坦すぎずムラ感や素材感を楽しめる・意外にもリーズナブル」という嬉しいタイルです。
当たり前ですが、打ち合わせではタイル1枚分のサンプルしか見れないので、少しイメージは沸きづらかったのですが、実際貼られたタイルは圧巻もので想像以上でした!
私たちは、タイルが悪目立ちせず統一感が出るように、「通し目地」といって目地が直線になるようにタイルを施工してもらいました。
タイルはすべてにおいて不満ゼロの出来となりました!!
ぶっちゃけ住んでみてどうか
最後に、気に入っている点や後悔・気になる点を率直にお話します。
満足ポイント
①タイル
大判のタイルを壁一面に使うことで、落ち着いた高級感のある素敵な空間となりました。
タイルは少しムラのある柄ですが、悪目立ちせずなじんでいるのもポイント高めです。
②カウンター
まずⅡ型にしたのは正解でした!
IHと水栓のカウンターが分かれているので、それぞれのカウンターでゆったりとスペースをとれますし、夫婦で料理しやすいです。
水栓側カウンターでカットしたものをIH側カウンターに運ぶときに、具材は落とします(笑)
が、それを見越してキッチンマットを引いているのでOKです!
また、壁面カウンターのサイズも最大の3.4mにしておいてよかったです。見た目に重厚感が出ることはもちろんですが、カウンターの上に置きたいものは意外とたくさんあります。
我が家は電子レンジ・トースター・炊飯器・スタンドミキサー・ケトルを置いています。
コーヒーメーカーは、スペースを圧迫してしまうので諦めました。
あまり詰め込んで置いても見た目が窮屈なので、今くらいがちょうどいいと感じています。
気になるポイント
総じて満足度は高いですが、本記事でも紹介した水栓のセンサー反応と食洗器の使いやすさが少し気になります。
特に水栓はもう少し流したいのにオフになってしまったり、計量カップで水を計りたいのに止めたいタイミングで止まらなかったりなど、使用頻度が高いからこそ気になる機会も多いです。
水の量・温度も5段階のみの調整であり、場面によっては手動のほうが使いやすいと感じることもあります。
水栓を手で触らないので、清潔に保てるのはすごくいいのですが…。
おわりに
今回は、WEB内覧会ということで、我が家のキッチンをご紹介してきましたがいかがでしょうか?
実際に住んでみて、やっぱりイメージと実物の使い勝手には少しギャップがあります。打ち合わせしたのはだいぶ前なので、機能や仕様を忘れている面もあります(笑)
見た目については、タイル含めて想像通りというか想像以上です。
いろいろと書いてきましたが、一言でまとめると大満足の最高のキッチンとなりました。
毎日使うものであり、つねに目に入る場所にあるので、価格に妥協せずこだわってよかったです。
WEB内覧会シリーズとして他にもご紹介するので、ぜひ見てみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!