こんにちは、ゆるみみです!
私たちは2021年11月に積水ハウスで請負契約し、2022年12月引き渡し予定です。
記念すべきマイホーム完成に向けて、着工から引き渡しまでの様子を「工事進捗日記」として記録に残すことにしました!
わーいわーい!
前回の「先行外構編」に引き続き、今回は第二弾として「着工~地盤改良編」をお届けします!
着工が始まると、思い描いていたマイホームが少しずつカタチになっていき、なんともいえないソワソワした気持ちでいっぱいです。
建築予定地は今のアパートから1km先のため、週2~3回は見に行っています(笑)
本記事では実際の写真とともに工事の様子をお伝えしたいと思います。
・どんな工事にどれくらい時間がかかるのか分かる
・積水ハウスの地盤改良とは?「節付き柱状改良工法」について解説
・地盤改良だけでかかった費用は約172万円
地鎮祭しました!8/27
着工前の8/27に地鎮祭をしました。
時間もお金もかかるため最初はやらない予定でしたが、両親にも確認すると絶対やるべきということで実施することに。
失礼のないように式の流れを予習し、謝礼を用意してのぞんだ当日。30分程度でしたが、神聖な雰囲気で行われた地鎮祭を通し、自分たちの家のために大きなことが始まるんだ…!という実感を持てました。
気持ちが引き締まり一つの節目となったので、今となってはやって良かった!と思っています。
ちなみに、地縄マジックについてご存知でしょうか?
土地に地縄が張ってあるのを見ると建築建坪が小さく見える現象のことですが、私たちも地鎮祭のときに初めて地縄を見ました。
こんな狭くて暮らせるの!?って思いました…
平屋なのもあり、現場監督には「平均的な家より大きいですよ!」と言ってもらえましたが、不安になるレベルで小さく感じました。
ついに着工!8/30
8/30に積水ハウスのフェンスが建てられました。
「いよいよだ…!」とはやる気持ちを抑えられません。
地盤改良工事スタート! 8/30-9/3
フェンスが建てられるとその日から5日間にわたり地盤改良が始まりました。
地盤改良という名の通り、地中の工事なので見た目的に大きく変わるものではないのですが、工機が自分たちの土地で何かしているというだけで気になって仕方ない病になりました。
地盤改良の種類とは?
ここで簡単に積水ハウスの地盤改良についてご紹介します。
家づくりに適した土地であれば、地盤改良なしや基礎補強のみで対応するケースもありますが、基本的に地盤改良は3種類に分けられます。
①表層改良工法:表面近くだけ改良が必要な場合
地表面付近の軟弱地盤をセメント系の固い物質で固める工法でコストが安い。
②柱状改良工法:地表のみでなく、地中も軟弱地盤になっている場合
土とセメント系固化材でコンクリートの柱のようなものを地中に埋め込み、建物を支える。
③鋼管杭工法:かなり深くまで軟弱地盤が続いてる、3階建てなど重量のある建物の場合
金属製の鋼管杭を地中深くまで打ち込むことで、施工後の地盤は最も強固となるがコストが高い。
積水ハウスの「節付き柱状改良工法」
我が家では柱状改良工法のうち、積水ハウスのオリジナルである「節付き柱状改良工法」を使用しています。
従来の改良柱体に本体(軸)部分(直径600mm)より直径で200mm大きい2箇所の節をつけることにより、支持力を従来の約2倍まで上げることができるようになりました。
これにより改良柱体の本数を減少させることができ、従来は住宅を施工しづらい軟弱な地盤での施工が容易となったほか、改良柱体の本数及び長さを減少させることにより、施工コストの削減(概ね10%程度)も可能となりました。
積水ハウス公式HP 軟弱地盤対応のための基礎補強新工法 「節付き柱状改良工法」開発
ただの円柱でなく節をつけることで、強度にもコストにもメリットがあるんだね!
地盤調査で地盤改良の内容が決まる!
地盤改良の詳細な内容は住宅メーカーが地盤調査をおこない決定します。
積水ハウスでは、SWS試験(スクリューウエイト貫入試験(旧 スウェーデン式サウンディング試験))を用いています。簡単にいうと、スクリュー棒を地面に突き刺し土質を調査する試験です。
さらに、自社で蓄積したデータベースを用いて(SKIPシステムと呼ばれます)最適な地盤改良を提案できるようになっています。
地盤調査は契約前と着工前の2回行われ、契約前におおよその土地の状態を確認し、着工前調査で正式に確定します。
実際には次のような書面で結果をもらいます!
地盤改良としてかかった費用は172万円でした。
柱状改良工法の目安費用は50~80万といわれているので、大幅に上回る結果となりました。
家の広さや土地状況にも左右されますが、平屋はどうしても高くなる傾向になるのはしょうがないですね…。
おわりに
今回は、着工~地盤改良について工事の様子をお伝えしてきましたが、いかがでしょうか。
まだまだ家の面影は見えていませんが、土地だけでもすでに愛着が湧いています。
次回は基礎工事、ついに家の骨格部分の誕生です…!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました