こんにちは、ゆるみみです!
念願だった注文住宅に暮らし始めて9か月。
計画段階からたくさん想像して作り上げてきたマイホーム。
大好きな家で暮らせて大大大満足!
でも…
計画時に想定していなかったような暮らし方をしているところもあります。
今回は、そんな暮らし始めてからの発見やギャップを記事としてまとめたいと思います!
住んでみてから分かることってやっぱり多い!
・家づくり中で、引渡し後にイメージと違った!とならないためのポイントを押さえておきたい人
・すでに引渡しされており、同じように暮らしにギャップを感じている人
それでは早速見ていきましょう!
①食洗器を案外使わない
本ブログ読者はすでにご存知かもしれませんが、ゆるみみ家では食洗器を全く使っていません。
食洗器は新・三種の神器!迷うのは海外製か国産か。
つけない選択肢なんてない、と思っていたのに…。
理由は主に以下4点。
1. 夫婦だけで洗い物が少ない
それほど凝った料理もしないので、2人分の洗い物は大したことありません。
特に平日は作り置きしたものを食べるだけの日も。
アパートに食洗器がなかったので、手洗い自体慣れっこ状態のゆるみみ家。
なのも良くも悪くも、これくらいなら手で洗ってしまおう…、と思ってしまうくらいにしか洗い物がでません。
できるだけ洗い物がでないように工夫しているのもありますけどね♪
2. Panasonic製は余洗いが必要かつ洗い時間が長い
食洗機を使うとなると、余洗いして食器をセットし、待つこと1~2時間。(乾燥させるならさらに必要!)
終わったら取り出して食器棚にしまって、という一連の作業が待っています。
これだけのことをするなら、洗う負担と大きくは変わらないのでは…?というのが我が家の考え。
適当に食洗機に放り込めば仕事終了!くらいでないとズボラはやらないのです(笑)
X(旧Twitter)のご意見では、食べ終わった後にしばらく水につけておき、そのまま食洗器に投入する方や
そもそも国産深型でも予洗いせずに食洗器に入れている方もいました。
もしかしたら、私たちが予洗いに対して過剰に考えすぎているだけなのかもしれません。
3. 妻の手際が良く、料理中に並行して洗い物が進んでいる
料理中に焼いたり煮込んだりするときに発生する空白時間あるじゃないですか。
あの時間が暇。洗い物をバンバン進めます!笑
結局残るのは食べるときの食器くらいで、食後にちょろっとこれだけ洗えばOKなことが多いです。
一緒に料理する時、次から次へと指示が飛んできて忙しすぎます(笑)
4. シンクが広くなって洗いやすくなり、洗い物が苦ではなくなった
これは想定外でした。
実際、アパート時代に狭いシンクでまとめて洗おうとすると、洗う順番や物を置く位置など気を使うことが多かったです。
シンクが広くなることで手洗いのストレスが圧倒的に減りました。
もともとは、将来子供ができてから洗い物が増えて食洗機の活躍に期待していたので、後悔しているほどではないのですが、ここまで使わないとは思いませんでした。
ちなみに、食洗器を活用している/していないについて、X(旧Twitter)でアンケートを取った結果がこちら。
思った以上にみなさん活用していることが分かりました!
アンケート結果や、頂いたコメントの内容をざっくりまとめてみます。
・予洗い必要な国産食洗器の方が活用率が若干低いが、国産/海外製で活用率は大差なし。
・予洗いはつけ置き+直前に水で流すくらいで十分という意見多し。
・子供の有無で活用率に差が出ると思ったが、子なしの方が活用率が若干少ない程度で大差なし
我が家がだいぶレアケースだと分かったので、どこかのタイミングで手洗いから食洗器に移行したいと思います!笑
②床暖使わない
床暖は、輻射熱による空間を暖める力に期待しつつ、多くの時間を過ごすリビングに設置しました。
使えていない要因は主に3つ。
1. 設置面積をケチったので、空間を暖めるほどの能力がない。
2. リビングよりダイニングで過ごす時間が長い。
3. ケチなので、つけっぱなしにしておくのがもったいない
そもそも床暖はゆっくりじんわり空間を暖めます。
短時間で使っても効果は得られにくいです。
暖まるまで数時間かかりますが、暖かくなってほしい時間を想定してオンにしておくのはそんなに簡単ではありません。
さらに、数時間かけてやっと暖かくなったのに、思ったほど床暖スペースで過ごす時間が長くなかったのも誤算でした。
リビングはYogiboを置いた結果、机を使う必要があるブログ執筆や飲食などでダイニングで過ごすことが意外に多い!
電気代もそこそこかかるので、ケチ精神全開で余計使わなくなっています。
せっかく採用したのにあまり使わないっていう一番もったいない状況…(泣)
③ダイニングテーブルが思った以上に活躍
もともとアパート暮らしでは、ダイニングテーブルよりもリビングのローテーブルのほうが大活躍。
地べたが大好きジベタリアン♪
ローテーブルでくつろぐことが圧倒的に多いことから、途中からダイニングテーブルを撤去したくらいでした。
そのため、新居のダイニングテーブルもご飯を食べるくらいだろうと考えていたところ…
ダイニングテーブル、めっちゃ使います!!
よくよく考えれば、リビングはYogiboだけでソファ・テーブルがない生活なので、ダイニングテーブルの活躍シーンは増えるはずですが、正直予想以上でした。
ご飯、ブログ作業、在宅勤務(私は書斎よりもダイニング派)、お茶休憩、しっぽり語る、等々…
計画時に何回も生活をシミュレーションしたはずなのに、過ごしてみて分かることってあるんだなぁと改めて実感します。
一生モノとして、妥協せずテーブルとイスを選んでおいて本当によかったです(笑)
④付けたことのない廊下照明
床面積を広く感じられるよう、廊下は最低限に抑えた結果の我が家唯一の6mの廊下。
さすがに暗いだろうとダウンライトを2か所設置(※上の画像参照)したのですが、全く使いません。
廊下正面の洗面所で照明を付けていれば、それほど廊下は暗くありませんし、たとえ洗面所の照明がついてなくても、LDKからの明かりがほんのり届くので、通り抜けるだけの空間に照明は不要でした。
廊下ではなく、その先の空間を照らすべし!と誰かが言っていたのを思い出しました。
人感センサーにしていれば活用していたかもしれませんが、近くを横切ったときに人感センサーが反応して照明がつくのが気になり、人感センサーは不採用としたので、それならば思い切って照明なし!というのもありだったかもしれないですね。
ただ、将来を考えると活用できる可能性があるんです。
今はリビングに隣接する子供部屋の壁を立てておらず、実質LDKの一部とした大空間となっています。
子供部屋の壁ができると、LDKから廊下に入る光が絞られるので照明を付けるのではないかと予測しています。
明るさを事前にシミュレーションする難しさを感じました…。
⑤自由気ままに活用する2way玄関
もともと2way玄関にこだわりはなかった我が家。
玄関周辺の書斎やキッチンの間取りを最適化した結果、2way玄関になっただけというややレアケースかもしれません(笑)
玄関はスッキリ見せるために靴箱は置きたくなかったので、2way玄関で要望通りになったのは満足です。
また、玄関を入って両サイドに空間が広がったおかげで、広く感じられるので結果とてもよかったです!
実際の私たちの2way玄関の使い方といえば、超自由ですw
まずはぼく。
その時の気分で二刀流。
そのせいで、靴を脱いだほうから履かないといけないのでたまに逆側に回り込んでます。
使うほうを決めればいいのに(笑)
妻ゆるみみこは堂々とお客様動線をメイン使い。
出かけるときに靴箱に履きたい靴があれば、取りに行くのは夫の役目w
これだけ自由に使っているのは、間取りも影響しています。
玄関の家族動線側はパントリーに接続していますが、食品はパントリーではなくキッチン収納にしまうので、買い物後はキッチンへ直行です。
キッチンへの距離はどちらの動線も距離が変わらないので、自然とお客様動線に染まっていったのかもしれません。
このように、利便性よりも見た目のスッキリ感でのメリットが大きかった2way玄関ですが、
・鞄・コート・BBQセットなどの荷物を置ける
・急な来客にあわてない
というメリットも感じています。
結果的に思った形とは違うけど採用してよかった!
⑥外干しするときの洗濯動線が思ったのと違う
我が家は脱ぐ⇒洗う⇒干す⇒たたむ⇒しまう、が最短の動線になるように計画しています。
ですが、メイン干しに使っているのはウッドデッキに置いた物干しラックです。
これにより、洗濯動線が長くなってしまいました。
大きく誤算は2点あります。
誤算1. ドラム式洗濯機を購入して室内干し前提
誤算2. 外干しスペースが絶妙に使いづらい
誤算1. ドラム式洗濯機を購入して室内干し前提
家事効率を考え、乾燥機を使えるドラム式を買う予定でした。
が、実際に使っているのはアパート時代の縦型洗濯機。
ぶっ壊れるまで使いたい派の妻に負けた…。
基本的になんでも乾燥機をかけて、一部室内干しで対応するイメージでした。
ちなみに、全て室内干しだと洗濯物でぎゅうぎゅうになってしまい、乾くのに非常に時間がかかります。
誤算2. 外干しスペースが絶妙に使いづらい
動線を考えて洗面所から出てすぐのところに外干しスペースを確保し、何かと便利だと考えていた矢先のこと。
まず室内干し前提のため、外干しは横幅約180cmとスペースが少なめ。
天気が悪くない限りすべて外干ししているので、とてもすべては干しきれません。
また、外干しスペースは東面を向いていますが、特に冬場は乾きが悪いです。
乾きやすさは南>西>東>北の順!
朝しか日が当たらないので朝一で洗濯しないといけないですし、気温が低いとそもそも乾きづらくなります。
ドラム式に買い替えれば、干す量が減るので室内干しで計画通りの動線になると期待です…!
⑦子供部屋スペースは案外使わない
子供部屋1室は個室として切り分けるのではなく、壁を立てないことでLDKの一部として空間を大きく使えるようにしておきました。
なんでもできる多目的スペースとして、ヨガしたり筋トレしたり…とぼんやり新居での生活を思い描いていました。
実際にも何もないスペースは、視界が抜けて空間が広く感じられるので気に入っています。
ただ…普段使いするかんじでは活用できていないのが事実。
妻の急なダンスが始まったり、旅行の荷造りスペースとしてちょうどいいのですが、 ヨガや筋トレはなんだかんだリビング派。
リビングが一番空調効くし、Youtube見るときもリビングならプロジェクタに映せるし。
もっと趣味で使ったり、セカンドリビング的な落ち着けるスペースを作りたい!アイディア求む!
⑧WICが案外いっぱい
計画では、夫婦の服はすべてWICにハンガー掛けして収納し、衣替えしない予定でした。
子供服が増えたら季節ごとに衣替えをしますが、衣装ケースは家族分すべてWICに置いておくイメージです。
それが実際は…
夫婦だけにも関わらず、すでにハンガー掛けだけで季節分の服はいっぱい、衣替えがガッツリ必要な事態に。
オフシーズンの服が入った衣装ケースがすでに5つ。
WIC全体の広さは4.3畳で、全面ハンガー掛けできるようになっています。
計画段階のネット情報から、もう少し余裕があるかと…。
まだ足元スペースに余裕があるので何個か衣装ケースが増えても大丈夫ですが、想定以上の圧迫感に家族が増えたときの焦りを感じました(笑)
反省点は、自分たちの服の量を正確に把握しなかったことです。
ネットの平均的な情報と所有している服の量から何となく計算してはいましたが、全くもって足りませんでした。
これから計画する方は、面倒でもご自身の服の量を正確に把握することをオススメします。
⑨トイレの音が響き渡る
平屋かつトイレは一つで計画していたので、配置は慎重に行いました。
トイレの間取りでの要望は以下の通り。
・玄関から直接見えない
・リビングから近すぎない
・寝室からのアクセスが○
トイレの配置のこだわりが強かったものの、玄関・書斎周りの動線も大切にしたくて何度も議論。
結果妥協することなく完璧な間取り、だと思っていましたが…
トイレの音丸聞こえー!!
リビングにいると、流す音どころか用を足す音も察知可能なレベル。
お互いいちいち気にしていないですが、子供が嫌がらないか心配…。
リビングとある程度距離があり、開き戸なので比較的遮音性は高いと思っていたのですが、開放的なリビング空間でドアで全く仕切られていないので、距離はあっても音が思った以上に伝わりやすかったようです。
トイレの音は絶対に響かせたくない!という人は、次のような対策をしておいた方がいいかもしれません。
・リビングからドア2枚設ける(トイレのドア+もう1枚)
⇒ドア1枚と2枚で大きく防音性が変わるらしい。無駄な建具は増やしたくないので、設計士と要相談です。
・防音のドアにする
⇒住林は静音ドアがあるみたいなので、住宅メーカーによっては似た商品があるかも。
・DIY(隙間テープ等)でふさぐ
⇒引き渡し後に自分たちで気軽にできる一方、換気性が悪くなるデメリットも。
おわりに
今回は、私たちが半年間新居で暮らす中で、イメージと違った生活をしている部分をピックアップしてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
改めて、計画段階で実際の生活をイメージするのがいかに難しいか実感しています。
一生に一度の新築購入、慎重になってしまう方も多いと思いますが、人間は順応する生き物なので、なんだかんだ家にあった暮らしに慣れます(笑)
この考え、けっこう大事!
しっかり考えて理想の家づくりをすることは大切ですが、後からイメージと違ってもギャップすら楽しむ精神でいるくらいのほうが気楽かもしませんね。
別途、入居後の後悔記事も書いていますので、ぜひのぞいてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!